2018年12月、妻に癌が見つかり

長く短い闘病生活が始まりました。

癌発覚と同時に妻は毎日、日記を

書いてました。

闘病中の妻の思いをノートの記述を

通して紹介したいと思います。

(基本、原文のままです。一部、省略した部分もあります)

 

ちなみに、私がこのノートを読んだのは、妻が旅立った日の夜。一晩中、寝ないで妻の隣で読みふけりました・・・

本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本

今日は腹痛もほとんどなく、動きも昨日よりいい。

点滴の本数とトイレに行く回数は増えたけど、少しでも症状がでないことは

ありがたい。

 

アミラーゼ値も下がったようだし。。。。

夫君は仕事先へ行って今後の仕事の調整をしてきた。

 

ありがたいことに、色々な休暇を使って休んでもいいと言ってくれたらしい。

しかし、どうしても収入のことを考えると・・・・

今後の医療費、光一の将来のお金・・・

まったく働かないというわけにもいかない。

NPOのKさんによるとヘルパーさんは家に誰かいないと使えないらしい。。。

なんじゃそりゃあ~ビックリ!

1人暮らしの高齢者のところには行ってるだろう!!!

 

障害者はダメって、そりゃなんじゃ~。。

 

こうなってみて色々わかることがあるナ~ってつくづく思う。

 

とりあえず、相談員のYさんが日中一時を利用して、放デイの後

日中一時に行き19:00くらいに送迎するという話になっている

らしい。

お正月休みは、とりあえず夫君は休みにしてくれるらしい。

 

あと、今後のことを考えて役所へショートステイの手続をしに行くらしい。

病は突然やってくるから・・・みんな、この発想はないよナ~

もしもの時のためにというので、元気なうちから、こういうのって

申請できるのかな?

 

病状のことを考えると、光一には申し訳ないけどショートステイなどの

新しいサービス利用をしてもらわないといけない状況になる。

なんとかがんばってほしい。そして、夫君も身体を壊さないように

乗り越えてほしい。

 

私は、ただベッドで寝てるしかできないけど。ゴメン。

せめて、あと10年遅かったらナ~。

でも、それはそれで光一も大きくなっていて、色々は大変なのかな?

すべてを受け入れて前にすすむしかない。

 

夫君、本当に助かる。

 

今年度はNPO(ギフト)でカサンドラのこと色々やったけど、

カサンドラさんは自分が倒れたら、どうするんだろう?

夫はあてにならないし・・・ますます鬱になっていくよナ~

 

私が生きているうちにママさんたちに、こうした方が良いというのを

伝えていった方がいいナ~

 

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(解説)

①ヘルパーのこと:多分、生活介護のことか?成人すると家族不在でも

 家の中で介護してもらえるが、未成年の場合、保護者がいないといけないらしい。

 

②NPOギフト:妻が副理事になり立ち上げた、NPO。

 将来的にはグループホームや就労できるようにしたい思いで立ち上げる。

 2018年度は企業の助成金を使い、”カサンドラ”妻の援護活動を行っていた。