2018年12月、妻に癌が見つかり

長く短い闘病生活が始まりました。

癌発覚と同時に妻は毎日、日記を

書いてました。

闘病中の妻の思いをノートの記述を

通して紹介したいと思います。

(基本、原文そのままで掲載してます。一部、省略したところもあります)

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2018年12月11日(火)

朝から掃除や買い物、福祉サービスへの連絡、夫へ色々の引継ぎで病室につくと疲れた。

とりあえず、明日は安静(検査後のため)でお風呂入れないからシャワー浴びて夫に洗濯物を持って帰ってもらう。

夫が帰った後、ベッドで兄者に一応メール。兄者には病気が病気だけに言いたくなかったけど、、、まあ、どうせわかるし・・・なんで、おかんと同じ病気、同じ年齢と落胆するだろうな~?

おかんの時は私たち成人してたし・・・私の場合は光一はまだ小3、、しかも自閉だし・・・

まあ、しかし、こういうことは突然やってくる。しょうがない。現状を受け入れるしかない。。

少し寝たんで、明日の検査の説明を再度見たり、入院のしおりでも見ますかなぁ~

 

光一の反応

病室に入って、とりあえず窓の外を眺め、トイレ、ベッド、棚、スーツケースなど気になるところを全部タッチして、私の手を引っ張り「帰ろう~」アピール。

しばらく病気だから、いないといけないことを伝えるけど再度、ひっぱる。

お父さんに ギュっ とされ、寂しいね と声かけられ、きちんとカーテン閉めの

仕事もして帰る。初日、病院訪問 ◎!

 

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(解説)

兄者:妻は義兄のことを「兄者」と呼んでいた(当人には言わないが)

 

当日の息子:初めての病室、たまたま相部屋がなくて個室に入っていたので、

自由に室内をウロウロさせた。

妻の手を引っ張り、「家に帰ろうよ~」という感じだったのが切なかったのを覚えてます。