僕がAmebaなうを苦々しく思ってる理由。 | タダのブログ:ネット内外からいろいろと

僕がAmebaなうを苦々しく思ってる理由。

僕がAmebaなうを苦々しく思ってる理由。

サービスというのは多種多様あってユーザはそれを取捨選択できるのがいいと思っている。ところが、twitterを始めとするミニブログが乱立することはちょっと面倒だなぁ、と思うのだが、サービス提供側はユーザの面倒臭いと思う気持ちをどう思っているのだろうか。

mixiエコー、Wassr、FC2ミニブログ、もごもご、Serend、Feecle、みなろぐ…
様々なミニブログが登場している。

この状況は、2000年前後に飛躍的に普及したインスタントメッセンジャーに似ている。Windows Messanger、AOL Messanger、ICQ、AIM、google Talk、gooメッセンジャー、YAHOOメッセンジャー…
様々なメッセンジャーがあったが、相手の使ってるメッセンジャーと同じメッセンジャーじゃないと互いのコンタクトリストに登録できないため、メッセンジャージャンキーな人は、複数のメッセンジャーを同時起動するようなユーザも少なくなかった。
現在、ミニブログの乱立は同じような状況を生み出すことになると思う。
友人や気になる著名人が他のミニブログを使っていれば、ユーザは複数のサービスに入らなければいけなくなる。正直面倒臭い。
人によっては同一情報を複数のサービスに投げることだろう。そこで悪意の無いスパムが行われるようになる。
現にmixiエコーと、twitterの両方につぶやきを同時に投げられるサービスなどが存在するのは周知のとおりだ。

サービス提供側は、そのサービスを始めることにどういう意味があるのか、どういう波及効果があるのか、よく考えるべきだ。ユーザに面倒な思いをさせる意義はどこにあるのか考えたことがあるのだろうか。

もし、僕がサイバーエージェントの人間であれば、こんな二番煎じどころか三番煎じ以下のサービスは提案しないだろう。サイバーエージェントの規模感でいえば、twitterと独自の契約を結び、大量の芸能人を送り込むことも可能だろう。そうなればtwitterは新たなビジネスモデルを見つけることもできたかもしれない(たとえば、有料フォロワーを作ったり、一般ユーザよりも広告の多いページを作ることも可能だろう)。
サイバーエージェントは、前回『男の子牧場』で散々叩かれた経緯がある。その時、誠心誠意対応していれば、逆にCAの評価を上げることも出来たはずだったのに、それをしなかった。
かのような会社がIT業界の中心にいると思われていると、この業界の片隅で働く自分は本当に苦々しい思いをするのである。それは妬みかもしれない。せっかくそれだけの規模があるのに、有効に活用せずに他者の物まねで終わってるのが悔しくて仕方ないんだ。
単なる僻みなんだろうな…