twitterを1年近く使ってようやく見えてきた、twitterのスヽメ | タダのブログ:ネット内外からいろいろと

twitterを1年近く使ってようやく見えてきた、twitterのスヽメ

twitterを始めて、彼是1年が過ぎようとしている。
最初、面白さが全然分からなかった。それは今でも変わらない。
私の友人は、IT関係が多いとはいえ、プライベートではそんなにネットを利用しない。
普段パソコンの前にいるのに自分の時間までパソコンの前にいたくない、と言う。
その気持ち、分からないでもない。

また、パソコンからまったく無縁な友人も少なくない。
若い世代に多いのだが、パソコンよりもケータイ、という友人は多い。
パソコンはいろいろ出来るかもだけど面倒だし、プロバイダとか意味わかんないし
と。
まぁ、その気持ちも分からないでもない。
今は、ケータイで結構なことができるからね。

そうすると、リアルな友達をtwitterに呼ぶのは難しい。
1年近くやり続けてフォローしてるのが25人のうち、実際に会ったことがある友人・知人は4人しかいない。20%以下だ。
replayした発言なんて、7.5%しかない。1割を切っている。
ほとんど非交流の状態で、なんだかんだと1年近くつぶやいてきた。
正直、面白さって全然分からなかったけど、1年ぐらい経って次第に面白さ、というかtwitterのよさが見えてきた。

そのきっかけは、嫁がtwitterを始めた事だ。

つい先日、twitterでライフスタイルチェックというサービスをリリースして嫁に見せた。
そうしたら、嫁も、いつの間にかtwitterのアカウントを取得していた。

彼女の書く内容は、日々の備忘録であり、今やってることの記録だったりする。
そんな彼女は、当然フォローしてる人も私以外にはいないし、誰かと交流しようという気持ちはあんまり無いようだ。
ただ、140文字しか書けないtwitterは彼女にとってシンプルで使いやすいものらしい。
そこには過剰な装飾語句も必要が無い。140文字の中で端的に呟けばいい。
彼女には、twitterのそのスタイルが楽なようだ。

たとえば
『骨センベイおいしかった。』
と、一言。
しかし、当人たちにとっては、これだけでその日の情景が思い出せる。

だからこそ、彼女から
「私、(ブログより)twitterの方が気楽でいいわ」
と、言う言葉が出てくるのだろう。

よく、twitterの楽しさは、フォロワーの数が増えてこないと見えてこない、という話を耳にする。
だからフォローされる都度、その相手を『フォロー返し』したりして、フォローしてる人を増やしてきたが、増やしても楽しさはなかなか見えてこなかった。
増やすことが悪いとは言わない。
楽しみ方は人それぞれで、いろんな人の呟きが次々に流れてくるのが楽しい、という人もいるだろう。
ただ、『楽しみ方は人それぞれ』だ。
フォロー数が少なくても、自分の好きなことを好き勝手に呟くことを楽しみとしたっていいはずだ。

多くのtwitter紹介サイトで、フォロー数を増やすことが楽しみの近道、なんて話があがってくるが、それに固執してたら楽しさが見えなくなってしまうように思う。
そういう意味では、始めてまだ数日の嫁のtwitterに対する感想は、当たり前すぎる発言だったが、逆に目から鱗だった。

好きに呟いて、好きに記録を残せばいい。
拙サービスtwitterでライフスタイルチェックで楽しむのも1つの遊び方(宣伝か?!w)
ゆるい繋がりを楽しむ人もいれば、仲間内だけで連絡用にがっつり使ってもいい。ひたすらtodoを書いてもいいし、memoに使ってもいいだろう。
最近、私は、ニュースで気になったことをtwitterでまとめる、というjobをルーチンワークにいれてる。
これによって嫁にその内容を聞かれてもちゃんと答えられるように前よりもしっかりとニュースを見るようになった。
また1日の出来事を140字という制限された枠組みでまとめる作業も結構楽しかったりする。
好きに呟いて、好きに記録を残せばいい。

そういう意味では、twitterというインフラが登場した事よりも、ユーザがtwitterというインフラを使いこなせるようになった事に注視していくと面白い世界が見えてくるかもしれない。
twitterはシンプルだからこそ無限の可能性があるのかもしれない。

twitter ID : nakano_neko


参考
304 Not Modified
twitterの楽しみ方を教えてください。全然わかりません:人力検索はてな
dot*fu-ri in vox