魚を捌けない親、魚を食べれない子供 | タダのブログ:ネット内外からいろいろと

魚を捌けない親、魚を食べれない子供

『かわいそう』と魚を食べられない子供が増加と、いうが、若い奥さんたちが魚すら捌けないという話を聞くと酷いもんだなぁ、と思う。

まじめで従順な幼少時代。内向的な性格だが、学校では成績優秀。中産階級の家庭で不自由なく育った。その青年がある日、命について考えた。動物には命がある。自分はこれまで、動物の命を食べ、奪ってきた。なんて醜い人間なんだ。彼は、魚と野菜中心の食生活を始めた。その後、また気付いた。魚にも命があることに。以降、彼は魚も一切、口にしなくなった。

ついに彼は、最終的な「結論」に達してしまう。植物にも命がある。がくぜんとする青年。自分はどれほどの命を奪ってきたのか。引きこもり、一切の食物を拒否。両親が説得しても、頑と
して摂食しない。そしてついに…。精神的に不安定になった彼は、両親の命を奪ってしまう。
実際の事件だそうだ。抱え込んでしまった命の意味、絶食までの苦悩。少しずつ歯車が狂っていった。
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017200909242428.html


すでに死んだ魚を食べなかったとして、その魚が生き返るわけでもないんだがな…
親は、子供にちゃんと教えることが出来なかったのだろうか。
全ての生き物が互いに命をいただいて生きてるってこと。

ちょっと大きなスーパーに行くと、生きた魚が売っているが、それを店で捌いてもらうことができる。逆に言えば、生きた魚を捌けない奥さんが多いということなんだろう。
四足の動物や鳥は、屠殺の問題もあり一般の家庭では難しいと思うが、魚を捌けないというのは残念なことだと思う。

魚を捌けない親、魚を食べれない子供
命を頂くこと、食育の徹底が本当に出来てないんだなぁ、て思う。
生き物を切り裂けば血も内臓も出てくる。
そういうのをグロテスクな表現だから、と、アニメでもゲームでも規制を掛け続けた大人たち。
過剰な規制で育った子供に、魚は切り身の状態でしか買ってこない大人
情けないったら、ありゃしない。
(まぁ、切り身は切り身で楽なんだけどさ)

今回、この件で検索してみたんだけど
捌けないけど別に困らないしー
ってブログが多かった。
と、同時に、「できた方がいいんだろうけど」って声も少なくなかった。
そんな難しいことじゃないんだから、ちゃんと捌けるようになった方がいいと覆うけどね。
子供に、命の大切さを教えるためにも、母親がきちんと魚をさばく姿を見せられた方がいいように思うんだけどなぁ。

さかなくんは、魚を捌かず頭からバリバリ食べるけどね
さすがにあそこまではムリだなぁ、て思ったよw