久々のブログです!書かなきゃと思っている子育ての輪の活動報告は置いといて(笑)、なんだか書き留めたくて夜中に投稿。

 

昨日は中野区長選挙でしたね。

まだどなたが区長に・区議になるかわからないけど、どなたがなっても、一区民としてできる活動や声を上げることを続けていきたいなと思っています。

 

選挙に際して、中野区の子育て環境向上を区政に訴えかけ続けている母親たちの団体「子育て環境向上委員会@中野」さんが企業とコラボして「選挙もち」という企画をされていました。

商店街で餅つきをして投票に行った人にもちを配る、選挙もち。

少しでも投票にポジティブになってもらおうという企画です。

 

「子育て向上~」さんのイベントには私は子育ての輪を立ち上げる前から時々参加していて、なんなら代表の方には子育ての輪立上げ前にいろいろ相談させてもらったり、今もメンバーの方それぞれと情報共有し合うなど、尊敬する先輩方の団体です。

今回も選挙もちの企画を聞いて、少しだけ個人的にお手伝いさせてもらいました。

 

 

私は事前のチラシ掲示と、当日子どもたちを連れて午後90分くらいだけ現地でスタッフとして参加。

主に娘は店番、息子と私は通りに出て声掛けやチラシ配りをしました。

 

恐らく娘が最年少4歳〜小6くらいまでの子達が遊び合い教え合いながら適宜役割をこなしていました。
子どもたちは商店街の決まったエリア内で自由に動き、それを各母たちと企画スタッフの方々で自然に見守り合い。
普段私にべったりなうちの子たちも、店番したり、餅ついたり、チラシ配ったり勝手に動き回りつつ、たまにママを探して甘えにくる感じでした笑

私はこういうのが日常的だった地域・時代で育ったので、懐かしかったし、こんな子育て環境が理想だと改めて思いました。

地域の行事が季節ごとにあって、都度子供にも役割を与えてもらい、身近な上級生から教わり、母も近くにいるから子供も無理なく集団に馴染み自立していけるし、母だけが何から何まで教ることなく済みます。

今の時代は、幼稚園保育園や学校学童など【親子分離の場所】と【家庭】の2箇所でしか過ごさない家庭が多く、親子セットで他親子と関わり合いながら過ごす場はなかなかないと思います。各親子が家庭単位で分断されている。
その上、昔と違って子供が少数になった今、世間は子供に一層厳しく、各々の親は常に「子供から目を離さないでください!ちゃんと躾けてください!」と言われ続けます。

でも1対1で「目を離さないで!」だと本当に24時間目を離せない。何から何まで親だけで教えなきゃいけない。もうノイローゼですよね(笑)
それが例えば、大人と子供5対5なら、10対10なら。もしくは子供側に上級生が混ざったら。
余裕が生まれて、各親たちの負担はだいぶ減ると思うんだよなぁ。

地域の友達付き合いの手間が増え煩わしいと見る人もいるとは思うけれど…


子供にだって学びが多いし、親以外の繋がり・逃げ場もできる。親も周りの親子関係を見て学べることも多い。
そういう余裕や学び、世界の広がりで、親子共にもっとラクに育ち育てられるんじゃないか。
逆にそういう余裕がないままに1対1で育児することは鬱や虐待の一因にもなるでしょう。

私はこんな環境が良いと思って、子育て親子の居場所づくり、繋がりづくりをやってるんだよな、目指す形はここだなって、改めて思った今日でした。

 

そして私自身が日常的にそんな環境で育ったことを振り返り、なんと豊かな乳幼児期・小学校期を過ごしてきたのかと。

物心ついた時から地域の親子たちと関わり合って育ち、マナーやルールは身近な上級生から学び、下級生に伝承し、定期的にお祭りや子供会の行事で役割を与えられ仕事をこなす喜びを知り…。

我が子たちはもう6歳・4歳になるのにそんな経験をできていない、母だけにべったりで焦りすら感じます。

 

それでも時間は取り戻せないし、ベストでなくてもベターな子育て環境を得る為に、できることを一歩一歩やっていくのみだなと、気持ちを新たにしました。

とりあえずコロナ禍ですっかり出不精になってしまったのを直そう…

 

素敵な経験をさせてくださった子育て向上委員会@中野の皆様、ありがとうございました!!