モナコの学会 2023② 再追記あり
こんにちわ❣️
モナコの学会ではフィラー注入の勉強をたくさん学んできました
アラガンのシンポジウム
Revitacareのワークショップ
仲良しのカンヌのエルベ先生とセルビアのヤスミナ先生が講師でした
こちらもまたフィラー注入のワークショップでした
アラガンのシンポジウムではディマイオ先生のフルフェイスのライブインジェクションを見て勉強してきました
先生のライブインジェクションはまるでマジックショーを見てるようで全て
フィラー注入ってとても簡単ですぐにものすごい効果の現れる施術に思えます
細かいことまでたくさん教えて下さってほんとに勉強になりました
世界のトップドクターのライブインジェクションを見て勉強できる事はとても幸せな事であり
これは日本にいては絶対に不可能な事なので
わざわざ時間とお金をかけてまでも、パリやモナコに行く価値がある事なんです
*追記①*
外国からトップドクターが来日しても、日本の法律上、注入はできません
だから日本のドクターがその先生の代わりに注入する事になります
日本人の方が器用だし、外国人は不器用だから、日本人ドクターの方が上手いのでは?と思うかもしれませんが、(実は私も2003年にモナコの学会に初めて参加するまではそう思ってました)この見解は大違いなんです
確かに平均値は日本人の方が上かも、です
でも、うーんと天才は日本人ではなくて外国人なんです
どんな分野でもそうですよね?
美容医療の分野でもそうなんです
すごい上手な、絶対に真似できないような、そんなテクニックをもっている、もちろん知識も、そんなドクターが世界には何人かいるんです
海外の学会に行くと、そんなすごい先生方の知識やテクニックをライブで学ぶ事ができるんです
しかもフレッシュキャダバーの解剖を見ながら
これって、すごい事なんです
絶対に日本にいるだけではできない事なんです
フレッシュキャダバー自体が日本にはありません(脳死がほとんど認められてない)
昨日まで生きていた方が献体して下さったご遺体で解剖を見ながら注入テクニックを学べるんです
昨年、ミラノで勉強しに行った実習は実際に私も注入しながら知識とテクニックを、世界のトップドクター3名に手取り足取り、教えて頂いた夢のような贅沢な実習でした
学会では私達は実際にはできませんが、トップドクターのライブインジェクションが見て学べます
私はたくさんのライブインジェクションを見続けてきているので
いくらそのトップドクターが日本のドクターに口頭で教えながら注入をしてもらっていても
そのドクターと日本人ドクターの注入の違いがわかってしまいます
全然違うんです
だからやっぱり「本物」を見て学ぶ事が必要と考えています
毎回、何度も見ても
いつも勉強になります
*追記②*
でも外国人ドクターだしヨーロッパの学会だから、白人向けなんでしょ?
と思われるかもしれませんが、それも大間違いなんです
今の世の中はグローバル化しているし多様性の時代なので
人種問わず、性別問わず、あらよる人々に対応した美容医療となっています
実際、今回のディマイオ先生のモニターさんは東アジア系の女性でした
また、コロナ前にパリで行われたフィラーインジェクションのワークショップに参加した時(この時の講師のドクターもトップドクターでした!すごい知識、テクニック、美意識を持ってました!)のモニターさんはLGBTの方でした
ヨーロッパの学会といっても、もうずいぶん前からモニターさんはいろんな人種、性別の方だし
私達ドクターはどんなバックグランド、セクシャリティの方でもきちんと対応できなくてはならないのですね
帰国してから早速フィラー注入の予約の患者様に施術したのですが
上達しているのが自分でわかりました
患者様からはとぉーっても喜んで頂けて、勉強してきた甲斐があったと、私もとても嬉しくなりました
今回の学会ではあのDIORのシンポジウムがあり
Diorから医療用のコスメでもでるのかな?なんなのかな?と思って参加したのですが
いろんな研究機関のドクターや研究者達による最新のアンチエンジングを様々アプローチで発表するセッションでした
幹細胞による再生医療は日本の方が進んでいる、と思いました
日本の方が製剤のクォリティも良いです
この研究がどういう形でDiorから美容医療分野に製品や施術として形になっていくのかは、まだわからないみたいです