ナチュラルホルモン補充療法 その4 | 美容皮膚科女医 中野あおいオフィシャルブログ 「綺麗が止まらない」Powered by Ameba

ナチュラルホルモン補充療法 その4

 
ナチュラルホルモン補充療法では
 
私達が生まれながらに身体の中に持っている自然のホルモンと
 
まったく同じ、またはほぼ同じ化学構造式をもつホルモン
 
すなわちバイオアイデンティカルホルモン(生物学的同一性ホルモン)を用いて
 
治療していきます
 
 
特に更年期の女性の患者様には
 
女性ホルモンの投与がオススメです
 

閉経前後になってくると
 
なんとなく気分がすぐれない、落ち込む、気持ちのアップダウンが激しい
 
ホットフラッシュ
 
髪の毛が薄くなる、細くなる、抜け毛が多い
 
肌が薄くなる、はりやツヤがなくなる、敏感肌になる
 
などなど、お悩みが多くなるのですが
 
女性ホルモンの投与でおだやかに自然に改善していきます
 
 
ナチュラルホルモン補充療法では
 
女性ホルモンを本来存在する2種類(エストロゲンとプロゲステロン)をバランス良く
 
決して正常値を超えないように補充します
 
 
エストロゲンは3種類のホルモンから成り立っています
 
エストロン(E1)、エストラジオール(E2)、エストリオール(E3)の3種類です
 
それぞれの正常の割合があります
 
E1 : E2 : E3 =1 : 1 : 8
 
この割合で身体の中に存在しています
 
このうち、いちばん発がんに関係しているのがエストロン(E1)と言われています
 
またエストロゲンの中でいちばん身体にとって大切なのはエストラジオール(E2)と言われています
 
ですので
 
ナチュラルホルモン補充療法では
 
E1をカットして
 
E2 : E3 = 2 : 8
 
の割合でお薬を作ってもらってその「バイエスト」というエストロゲンを投与します
 
バイエストを使用すると乳がんの発がんリスクが低下する、という報告もあります
 
女性ホルモンによる他の副作用で
 
血栓症というものもありますが
 
これはエストロゲンの血中濃度がとても高くなった状態で起こりやすいと言われてます
 
ナチュラルホルモン補充療法では
 
決して急に上げるような事はしませんし
 
正常範囲の中位程度の値をキープできるように補充していきます
 
合成ホルモン製剤の副作用のように
 
頭痛、吐き気などが出ることはありません
 
 
バイオアイデンティカルホルモンのエストロゲン、プロゲステロンを
 
バランス良く補充することで
 
身体の中では元々の自然のホルモンとして認識され
 
正常と同じように機能します
 
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バイオアイデンティカルホルモンは
 
個人のオーダーメイドとなります
 
このように
 
DR.NAKANOの処方薬として米国から輸入されたものを
 
お渡ししています
 
 
この2種類の女性ホルモン補充だけでも
 
ずいぶんと身体の症状が安定して心身共に健康的になり
 
お肌や髪の毛の状態も若返って
 
とても喜んでいただいています
 
離婚した直後に閉経を迎え
 
心身ともにずたずたボロボロだったという患者様も
 
ナチュラルホルモン補充療法で元気になられて
 
自分自身に自信を取り戻すことができ
 
そうしたら年下のボーイフレンドができて
 
毎日が充実して楽しく人生を送れるようになったそうです
 
 
女性ホルモン補充では
 
膣の状態も若返ることができますので
 
分泌液も元の状態に戻りますし
 
性交痛もなくなります
 
 
ナチュラルホルモン補充療法はこのようにQOLの向上(生活の質の向上)のための
 
アンチエイジング治療でもあります
 
 
バイエスト 3か月分 74,000円(税抜)
 
プロゲステロン 3か月分 66,000円(税抜)
 
血液検査料 1回 50,000円(税抜)
 
 
 
お問い合わせは
 
03-3569-0686
 
 
 
 
 
 
 
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