毛穴レスな美肌になれるナパージュ法!(その6)
私が美容医療を携わるようになった1999年は
あらゆるレーザーが揃い
メディカルエステティック的なピーリングやイオン導入も
ポピュラーになり
その後もフラッシュランプ(フォトフェイシャル)や(2000年頃)
かさぶたにならないようなレーザーマシーン(クールタッチ、Vビーム等)が出て(2000~2001年頃)
ダウンタイムなく肌を綺麗にできるようになり
そして
RF(高周波エネルギー)のマシーンが出現し(サーマクール)
手術しなくてもたるみが改善できるようになり(2002年頃)
フラッシュランプ×RF(オーロラ等)(2002年頃)
ダイオードレーザー×RF(ポラリス等)が出て(2003年頃)
治療による痛みも軽減され効果も高く出るようになり
また1998年頃から
ボトックス、コラーゲン、ヒアルロン酸注射
ハイドロキノン×トレチノイン療法
なども行われるようになり
いろんなツールを使って
あらゆるお悩みに対応できるようになりました
そんな中でも
なかなか効果を出すのに難しかったのが
以下の部分の毛穴や小じわ、色素沈着です
この黒線で囲んだ部分は
レーザーが照射しずらい部位であり
その部分の毛穴を綺麗にするには困難でした
また目元周囲の凹みや表情じわは
ヒアルロン酸注入やボトックス注射で改善できましたが
小じわは治りにくい部分でした
目尻のすぐ際やまぶた、目の下の色素沈着も
さきほどお話した施術では
治りにくいお悩みでした
2003年12月に開業した当初は
当時、最先端のマシーンのオーロラとポラリスの
ダブルアクション・フォトセラピーで
毛穴治療していましたが
鼻の細かい部分にレーザー照射がきちんとできないし
ピーリングやイオン導入、トレチノイン療法でも
望むような効果が得られず
毛穴レスな美肌になるのは無理なのかしら
なんて思っていたところ
2004年3月のモナコでのアンチエイジング学会で
メソセラピーのナパージュ法に出会い
マシーンでなかなか照射できない鼻周囲の毛穴の
一つ一つにまで
目の際のぎりぎりまで
有効成分を真皮層に入れ込む事が可能になり
患者様のお悩みのすみずみまで
対応できるようになりました
ナパージュ法の施術だけでも
毛穴は今までの施術以上に
効果が出るようになりましたし
鼻周囲の毛穴のコンビネーション・フォトセラピー + メソセラピーは
『毛穴キュッと』 というコースで
ダイオードレーザー、高周波エネルギー(RF)、フラッシュランプの
トリプル効果にさらにナパージュを加えて
あらゆる機序から毛穴治療をするので
たるみ毛穴、毛穴の黒ずみ、引き締め
すべて改善できるようになりました
目尻やまぶた、目の下のクマ、唇、口周りの色素沈着も
『美白メソセラピー』 で綺麗に美白できるようになりました
唇もオーロラ + メソセラピーで
くすみのないふっくらリップになれる様になりました
リップのヒアルロン酸注入はちょっと、、
という方にも人気な施術です
ヒアルロン酸、ボトックス注射では改善できない目元の細かい小じわも
成長因子配合の製剤を使用することにより
改善できるようになりました
2004年のモナコの学会で
成長因子配合の製剤を持ち帰り
成長因子配合ありとなしでは
効果が驚くほど違う事も経験しました
その当時の成長因子は
たった2種類しかなかったのにもかかわらず
そしてマシーンの進化だけでなく
薬剤の進化とともに
ナパージュ法による施術も効果もさらに進化していきます
今では
毛穴はなくせる!まで言っていいくらい
すごい効果が出るようになってきています
続く