NHKBSで団塊世代の太腿こと火野正平氏のこころ旅が再開された。今回の2014春の旅は、ふるさと滋賀を駆け巡る。前回も米原から醒ヶ井、伊吹山を走っていたように記憶している。
半世紀以上も前の琵琶湖一周サイクリングを思い出しながら、火野氏の「人生下り坂最高」を楽しみにするとしよう。
【前週金曜日】
来週のこころ旅は、高校卒業まで過ごした滋賀で心待ちしているが、高島ー長浜ー野洲ー大津をチャリオと旅するらしい。かけがえのない故郷彦根はこころに残る場所が少ないのか、坂が少ないのか今回もパス。
とは言え我が故郷滋賀。湖西高島から時計回りに琵琶湖の周囲を巡り、ときに坂道に喘ぎ、ときに「人生下り坂最高!」と叫ぶ団塊世代の太腿正平さんの姿にもしびれよう。
少し気が早いが3周目も期待していますよ、スタッフのみなさん、チャリオくん、そして正平さん。
【月曜日】
今週の滋賀では正平さんとチャリおくん一行は訪れなかった「こころの風景」として、彦根佐和山城址のふもとにある龍潭寺が登場。もう半世紀以上前になるがお隣の清涼寺とともに夏休みの合宿なんかをした思い出がよみがえった。懐古
【火曜日】
湖西から湖北への旅。風車街道の桜はまだ蕾。琵琶湖に棲息する絶滅危惧鳥のバンもまだ寒そうだ。
自転車をこぐ正平さんの表情と、ウェスタン調(?)のハーモニカから口笛まで変化するBGMに湖岸の風を感じる。整備されたサイクリング道路、昔はなかったな。
【水曜日】
余呉湖へ向かう正平さんが賤ヶ岳の登り坂に挑むまさにその時、妖しげな琵琶の音。トンネルを抜け下り坂で、”大したことなかった”とのつぶやきと相俟って、ジャストマッチのBGM。今夜も、
帰って見る録画のとうちゃこが楽しみ!
「きょうの旅は、きのうのお手紙にあった海津大崎の近くの公園から
スタート!
ポカポカ陽気の中、春のあしおとを探す旅になりました」(番組プロデューサーK氏)。
まだつぼみの桜、金平糖草、ネコヤナギ、つくし。春のあしおと、京都加茂川原、とりわけ出町柳あたり…
【木曜日】
こころ旅は滋賀の余呉湖から野洲市中主(ちゅうず)町のさざなみホールまで。さざなみとは、志賀の枕詞である「さざなみの」から命名されたはず。黒川紀章氏の事務所が施工したものらしい。
中主町には10数年前、同町木部に嫁いだ叔母の葬儀以来ご無沙汰。いかにも近江盆地という田園風景が懐かしい。
野洲市のお隣にJRAのトレーニングセンターで有名な栗東市がある。日本初の高速道路、名神高速の要衝栗東ICができて50年近くになる。19歳で運転免許を取り、彦根IC-西宮IC間を引っ越し荷物を運んだことや、
中主町の叔父にお世話になって、娘が競馬関係の仕事を目指した時期を思い出し、少しウルッ!
明日は滋賀最後だ。
【金曜日】
正平さんの表現はユニークだ。”こぶしの花はアッチコッチ勝手”、紫式部が近江富士と詠んだ三上山を“オッパイ”と。
旅は守山を抜け、「急がば回れ」の語源となった近江八景の一つ“八橋の帰帆”を無視し一路瀬田の漕艇場へ。
夕陽にキラキラと揺れる琵琶湖のさざ波、中学生ボート部員(今は高校生)からのたよりに、わが高校生時代を思い出す。
私が通った高校では、一般生徒のボート大会があり、ボート部員の指導を受けエイトの練習をした。放課後、ボートでは名門の滋賀大学経済学部の艇庫と並ぶ我が校の艇庫に集まり、部員のコックスの指示で琵琶湖に漕ぎ出す。
目標は多景島近くの沖の白石。白石の正体は広い琵琶湖で束の間休憩する湖鳥ならぬ野鳥のフンだ。
往復で小一時間。陸にもどるとお尻は皮がズル剥けで真っ赤に。
【土曜日】
朝11時ジャストに中学高校時代からの友人HK君から突然のメール。曰く「今日から滋賀県ですね。楽しみ」と。おいおい、こころ旅は月曜朝版から火曜~金曜は毎日朝と、夜の「とうちゃこ」もやってるよ。
番組が終わると同時に電話した。昨夏の甲子園に初出場をはたしたわれらの母校を一緒に応援に行って以来の長話になってしまった。
一週間のこころ旅は、かけがえのない青春の思い出 。次の一週間の京都もまた…