宇都宮の餃子によせて | 幸福実現党 中西りえ

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研修で久しぶりに訪れた宇都宮。
宇都宮に来て、餃子も食べずに帰るのか…と立ち並ぶ餃子店を横目に駅へと駆け上がる。
発車まで少し時間があったので、確か餃子の像があったはず…と写真におさめた。大した意味があるわけではなく、聞くところによるとテレビ番組で立てた、餃子の皮に包まれたビーナス像らしい。

なぜ、宇都宮が餃子なのか。
戦時中、長く満州に派遣されていた陸軍第14師団の兵士が宇都宮に帰ってきた際、現地で食べられていた餃子を広めたことが「宇都宮餃子」の発祥と言われているそうだ。

今は亡き祖母から『お父さんがコツコツと靴音を立てて帰ってくる姿が凛々しかった』と何度も聞かされたが、満州は、祖父が刑務官として任務についていた縁の深い地でもあったようだ。


餃子の皮と同じ、小麦粉が原料である我がうどん県(香川県)の讃岐うどんも弘法大師が遥か昔の中国は唐の時代に、レシピと小麦を持ち帰ったことがうどん発祥の由来と言われている。
以後、讃岐では、非常に良質の小麦がつくられるようになり、かくしてうどんが讃岐うどんとして今日に広まることとなった。

ご存知のように日本と中国との関係は古く、黒船来航後の開国を余儀なくされた江戸幕府が日米修好通商条約を皮切りに、イギリス、フランス、オランダ、ロシアとも通商条約を結び、日本各地に貿易港が開設され、そのひとつである横浜港の開港に際しても、修好通商条約を結んでいないにも関わらず、以外にも中国人の通訳が外交に一役かっていたという。

しかし、今、私たちが認識している中国は、それら本来の中国とは異なることを追記したい。

孫文に師事し初代総統となった蒋介石の中華民国こそが、本来の中国である。第二次大戦後、毛沢東率いる共産党軍に敗れ、台湾に逃れることになった。
その後、日本の統治下にあった台湾に生まれ育った李登輝元総統の民主主義の流れを受けて、蔡英文氏が2016年の選挙において台湾初の女性総統となる。

李登輝元総統は、途中まで自分は日本人だったと。日本人よりも日本に誇りを持っておられる。

その96歳となられた李登輝元総統より『台湾の未来を頼む』と書簡が送られ、幸福実現党 大川隆法総裁が今年3/3に台湾御巡錫。その説法が書籍として発刊されたのが下記の「愛は憎しみを超えて」である。

事実上の中国共産党の創立者、現在の中華人民共和国を建国した毛沢東。その折には、何千万人もの国民が犠牲となった。そのような毛沢東の亡霊と一体化した覇権国家に台湾が飲み込まれようとしているのだ。

全身全霊で台湾を守ろうとしている蔡英文総統。来年2020年総統選挙にて、その中国共産党寄りの対抗馬 国民党候補者と戦うことになる。




日本は、一刻も早く、台湾との国交回復を成し、台湾と共に、全体主義国家と成り果てた現代の中国を民主化させるべく高貴なる義務を果たすべきである。

台湾を救い、中国のすべての国民を弾圧や粛清から解放する方向へと具体的に布石を打っているのは、幸福実現党 大川隆法総裁、釈量子党首である。

米トランプ大統領は、経済的制裁をもって、正義の大改革に乗り出している。