GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。

 

 

  34 色の採取

 

今回は項目34  色の採取として下の2項目を勉強します。

1.「画面上の色を簡単に取り出してみよう」

2.「スポイトの使い方」

 

  画面上の色を簡単に取り出してみよう

 

先ずは「画面上の色を簡単に取り出してみよう」について勉強します。

 

参考サイトの最初に

「スポイトツールではキャンバス以外は取得不可」

と書かれており、次項で勉強予定の「スポイトツール」ではキャンバス上の色しか取得できないので、キャンバス以外の色を取得する方法を勉強するようです。

 

 

PC画面上の色を取得する

①ツールボックスの「描画色」若しくは「背景色」のどちらかをクリック。

 

 

②「描画色の変更」若しくは「背景色」ダイアログで「スポイトアイコン」をクリック。

 

 

③彩色する

今回は、キャンバス以外の色も取得できるとのことで、写真はWindowsの「フォト」で開いています。

 

先ずは、太陽の色をクリックして採取してみました。

 

 

「描画色」に採取した色が表示されました。

 

 

次に、空の色もクリックして採取してみました。

 

 

こちも問題なく採取されました。

 

 

 

  スポイトの使い方

次は、ツールボックスの「スポイト」機能を使用します。

 

こちらは、キャンバス以外の色は採取できません。

 

①ツールボックス⇒「スポイトアイコン」をクリック。

 

②ツールオプションを設定する。

先ずは、「見えている色で」にチェックを入れて、「描画色」に設定します。

 

 

③キャンバス上の採取したい色をクリックする。

先ず、紅葉の色を採取しました。

 

 

「描画色」に紅葉の色が採取されます。

 

 

次は、鹿の色を採取しました。

よく似ていますが、きちんと違う色で採取できています。

 

 

④ツールオプションの「色の平均を取る」にチェックを入れる。

「色の平均を取る」にチェックを入れると「半径」の入力ができるようになります。

名前は「半径」ですが、値を大きくするとマウスポインタ部分が□表示になり、大きさが変わります。

 

 

マウスポインタが□表示になります。

局部的に指定しにくい場合は、この機能で色の平均を取得した方が、近い色が採取できると思います。

 

 

⑤情報のみ表示する

ツールオプションの「スポイト情報のみ」にチェックを入れ、「情報ウインドウを使用」にチェックを入れると、「描画色」などに色が採取されるのではなく、「スポイト」情報が取得できます。

 

 

こんな感じで、「スポイト」情報が表示されます。

 

 

⑥ツールオプションの「パレットに追加」にチェックを入れると、パレットに追加することができます。

 

先ずは、レイヤーダイアログが表示されているところで▼(「タブの設定」)をクリックするとしたのメニューが表示されます。

 

 

この中の「タブの追加」⇒「パレット」をクリックすることで、「パレット」タブを追加することができます。

 

 

下の「新しいパレットを作成」アイコンをクリックすると「パレットエディター」が開き「パレット」の名前入力ができます。

 

 

採取したい色をクリックしていくと、作成した下の「パレット」に色が追加されていきます。よく使う色をパレットにまとめておくことができます。

 

 

 

 

今回は項目34 色の採取

「画面上の色を簡単に取り出してみよう」

「スポイトの使い方」

について勉強しました。

 

次回は、項目35  グリッド・ガイド・定規 として

「キャンバスの中央にガイド線を表示してみよう」

「定規の使い方」

「グリッドの表示・設定をしてみよう」

について勉強していきます。