ふたりの時間 1 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!





「船長ありがとう!」

「おーちゃん頑張ってな」

「ほーい。じゃあね」




オフの朝、天気が良かったから馴染みの船長にすぐ連絡して船を出してもらった。


運良く船が空いてて、海に出た。



急に夏が来たみたいに暑くなった街の中と同じように、海の上も暑くて。


それでも久しぶりの海風は気持ち良くて、気分よく釣りをした。


本当は黒鯛を釣りたかったけど、時間もそんなになかったから、小さな鯵を5、6匹釣ったところで引きあげた。



昼過ぎには船から降りて、船長と別れた。



向かうはかずの家だ。



映画のプロモーションが始まって、もうすぐいつものイベントもある。


こんなふうに時間が空くのは次はいつだろう?


おいらは空くかもしれないけど、かずはこれから本格的に忙しくなっていくから、夜だけでも一緒に飯を食うとかもなかなか出来なくなるような気がしてる。



だからって会わないわけじゃないし、おいらのかずへの気持ちが薄まったりもしないけど、今日はゆっくりしたいなって。


2人で飯食ってさ、風呂入って、ゲームしながらビール飲んでさ、どうでもいい事話して笑って...そんなふうに過ごしたい。



出前取るんじゃなくてお前が作るんでもなくて、おいらが美味いもん作ってやるからさ。


って、そんなこと考えながら呼んでおいたタクシーで向かう。



車の揺れに身体を預けてたら、いつの間にかウトウトしてて、ハッと目が覚めたら目的地はもうすぐのところまできてる。



「すいません、ソコのマンションの車寄せにお願いします」



職人みたいな運転手のおっちゃんは、一言返事をするとスーッと車寄せにタクシーを停めた。



「ありがとうございました」

「ありがとうございました」



おいらのお礼の声と、おっちゃんの声が重なって、なんか面白かった。





おいらは合鍵でオートロックを解除して、すぐに来たエレベーターに乗ってかずの部屋に。



玄関を入ると、とりあえず魚をビニール袋に入れ直して、冷蔵庫にしまうとクーラーボックスを洗う。


いつも「魚くさっ」ってかずが言うから、シャワーを浴びて脱いだ服は洗濯しておく。


タオルで水気を拭くと、寝室に行って置いてある自分の部屋着に着替えた。