愛を叫べ Do you love me? 12 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!


「あのさ、俺、好きとかあんまり言わないじゃん。それってやっぱりやだ?なんかさ、言おうと思うんだけど、恥ずくて言えなくて。だから、智が不安になったんだとしたら、俺のせいなのかもしれないって、そう思った。だから、フラれるのかなって思ったんだけどね」


かずは堰を切ったように話して、ひとつ息をしてからおいらを見た。


「俺、智のこと好きだよ。たぶん、智の母ちゃんより好きだよ」

「かず.....」

「好きだよ、智。俺のこと放ったらかして釣り行っちゃっても、他の人とばっかりご飯行っても、智を好きな気持ちは変わらないよ。あの頃と変わってないよ?」



涙を纏った色素の薄い目
真っ白な肌
赤い唇
誘うようなアゴの黒子

泣いてたせいで、少しだけ体温が高くなったんだろう。

かずの爽やかな香りが、甘く変化して匂い立つような色気がおいらを包む。


不安そうに揺れる目には、おいらが映ってる。


その目を見つめて、ゆっくりと顔を寄せるとそっと目を閉じた。


かずの見た目より柔らかい唇に、おいらのを重ねる。

いつもと同じようにぴったりと重なって、やっぱりかずとおいらは2人でひとつなんだと思う。


重ねた時と同じようにゆっくりと離れた。





とんでもなく甘いかずの告白。


それを聞いて、おいらは嬉しくて堪らなくて。

こんなにおいらを好きでいてくれるのに、おいらはバカみたいに不安になって、かずを泣かせたなんて後悔してるのに、それでも嬉しい気持ちは隠せなくて。


思い出すのは、おいらがかずに好きだって伝えた時のこと。



あん時も、薄茶色の目からポロポロ涙を零して、頬を赤く染めて嬉しそうに笑って。


『俺、おーのくんのこと、ずっと好きだよ』


って言ったんだ。


お前、本当にずっと、おいらのこと好きでいてくれてたんだな。





ゆっくり上がる瞼の下の目は、やっぱり涙で潤んでた。