Liar 26 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!



いつもより早く目が覚めて、そんな自分に苦笑いする。


ぐるぐる巡る思考回路を抱えたまま、浅い眠りについたのは、朝に近い時間だったのに。


緊張なのかな、やけにスッキリしてる頭。


起き上がって洗面所で顔を洗ったら、真っ直ぐな目をした俺がいた。


あー、覚悟決まってんだなって、自分の事なのにそう思って。夢で潤くんに言ってたセリフを思い出す。


言えるのか?

言えないだろ。



夢の中で、俺は潤くんに抱きしめられて

「好きだよ。ずっと好きだったよ」

って、泣きながら言ってた。



決して、現実にはならない夢。


夢の潤くんは俺の髪を優しく撫でて、頬に優しいキスをくれた。


あの頃と同じ、優しくて泣きたくなるようなキスだった。



眠る前に決めてたのは、恋人の存在を確認することと、自分にもそうゆう相手がいるって話すってこと。


潤くんは俺のことなんて、別に何とも思ってないんだろうけど、俺がなんてゆうか、背水の陣みたいな。もう潤くんには戻らない。戻れないって自分を追い込もうとしてるだけ。



きっと智はバカじゃんって、お前は本当に不器用だなって笑ってくれるから。


だから、今度こそ、この恋から卒業しよう。


行き場を塞がれた想いを、解放してあげよう。



この胸の痛みも。


きっと思い出になるから。



「よしっ」



顔をパチンと挟んで、気合を入れる。



「俺、まだイケてるな」



鏡の中の自分に声をかけて、潤くんを想う最後の日が、イケてる日で良かったなって、女の子みたいなこと思ってた。