あなたが好き 5 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!



あの人が、俺以外の誰かに甘い顔をするのも、甘い声を出すのも嫌だ。



例えそれがお芝居でも、やっぱり少しだけ寂しい気持ちになる。



あの人の演技が好きだし、俺なんかよりすごい才能の持ち主だと思ってるし、天才ってあの人のことだと思ってる。


心底、尊敬してるし。

どんなあの人も好きだよ。



あの人が頑張ってるのを見るのが本当に嬉しいし、応援してる。


してるんだよ。



演技であの人が恋をしてるってわかってても、やっぱり寂しくて、少し悲しくなる。



嫌だなんて、絶対に言えないけど。


あの人に悟られるようなこともしないけど。



だけど、そんな気持ちは無かったことには出来ないから。


さとしには仕事って嘘ついて、自分だけのフェイクの家に帰って1人で眠る。



悪いとは思うけど、マネジャー達にも嘘をついてもらう。


どうにもならない俺の気持ちを考えてくれて、チーフマネジャーまで、全員で俺の嘘を許してくれてる。


ひとりきりになって、やっと気持ちを解放できる。



こんな気持ちは、絶対にプラスにならない。

俺たち2人にとっても、嵐にとっても。



だから、そんな日は、ひとりになりたい。



頭空っぽにしたい。

俺だけになりたい。


泣いてる日もある。

ぼんやりしてるだけの日もある。



だけど、そこにさとしはいない。



とにかく世の中から自分を切り離したいと、思ってしまう。



ひとりぼっちになって、初めて安心して悲しくなれる。寂しくなれる。



俺はきっと、さとしに相応しくない。

だけど、離れることも出来ない。



困らせるだけの存在にはなりたくないのに、今日は、我慢出来なかった。




あんな風に『好きだよ』なんて聞きたくなかったよ。



本当に好きなんじゃ無いってわかってる。

わかってるけど、でも嫌なんだよ。




挙げ句に


「お前は誰とでもすぐに距離感ゼロだもんな」


なんて言われて。



あなたと一緒にいたくない。


ひとりになりたい。