あなたが好き 2 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!



泣いてる相葉ちゃんを無理やりどけることは、出来なくて仕方なく足を止めた。



親友と同じ上目遣いで俺を睨む相葉ちゃん。

時々、驚くほど仕草が似てる。


ジュニアの頃シンメで踊ってたことが、こんなにも長く影響するなんて不思議な気もするけど、この2人ならそれもありうる。



自分のことより相手のことを優先するところなんて、本当によく似てる。



その相葉ちゃんが、俺を泣きながら睨んでる。




参ったなあ。


弱いんだよ、その上目遣い。



それにさあ、相葉ちゃん泣かすと怒るのがいるじゃん。

それもめんどくさいし。



ほら見ろ。



翔くんのあの顔。

俺の事殴りたいって顔だなあれは。


めんどくさいんだよ、翔くん真面目だから。


あー、ジーーーっと見てるよ。
頭ん中フル回転してんだろうな。


とりあえず無視しとこう。








1番厄介なのが、俺の前まで来た。





「あんた、カズに何言った?」




俺の意見を聞く気はあるのか?

始めから悪いのは俺だって決めつけてるだろ、その言い方は。



昔みたいなイライラを全面に出した顔。



こいつとかずの信頼関係は、俺がイラッとする事があるくらい強い。



潤はどんな時でも、必ずかずの反応と様子を確認してる。


ピンチの時は2人でササッと話して対応してしまう。


それを受けて回していくのは翔くんだ。




あー、なんか落ち込んできた。






「おい、聞いてんのかよ。カズに何言ったんだ?あんなカズ、滅多にないじゃん」



突っかかってくんなよ。




「おい。聞いてんのかよ!」


「うるせーよ!俺もムカついてんだよ!」



怒鳴り返した俺に一瞬ビクッとした潤。


その後ろから



「なんで、かずくん泣かせるのっ」



相葉ちゃんの悲鳴みたいな声が聞こえた。



「智くんさ、何があったの?あんなにニノがピリピリする事って滅多にないじゃん」

「俺だって、わかんねえよ。なんでかずがあんなに怒ってんのか。あんなに俺を拒絶したのか。わかんねえから、イライラしてんだよ」

「わかんねえって何だよそれ!」

「わかんねえもんは、わかんねえ」





ズズっ



相葉ちゃんの鼻を啜る声だけが楽屋に響いた。