stand by me 4 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!



カズを好きになって4年目のカズの誕生日。



この間から、楽屋で聞いてしまった大宮の会話が頭の中でぐるぐるしてて。


思いきって、ふたりで飯に行こうってカズを誘った。



とんでもなく可愛い顔でうんって答えたカズ。



親父の車を借りて、カズを横浜の洋食屋に連れていく。


めちゃくちゃ上手いチーズハンバーグを食って、夜景の見える穴場の駐車場に車を停めた。



「すごい!ここ、すごいね」

「だろ?地元の子しか知らない穴場なんだって」

「うん。キレイだね」

「俺も人から教えてもらったんだよ」

「......そう」



楽しそうだったカズが突然トーンダウンして、気分でも悪くなったのかと心配になる。



「カズ?どうし...」

「しょーちゃん、今日ありがとね。ここ、彼女さんとくるんでしょ?俺、連れてきてどーすんのよ」



俺の言葉を遮って、まるで口を尖らせて挟むタイミングを作らないとでも言うように、話すカズ。



「彼女なんていないよ」

「え?」

「彼女いないよ」

「じゃあ....なんで?こんなところ....」

「カズに見せたかったんだ。カズを連れてきたかったから、大学のツレに聞いた」

「ど....して?」

「好きだから」

「嘘だ....」

「本当だよ」

「もう一回言って?」

「好きだ」

「もう一回」

「好きだ」

「もういっか....」



耳を真っ赤にして、潤んだ目で俺を見てるカズ。


茶色い目に、無数の光が映ってキレイで、堪らなくなってキスをした。



助手席のカズの後頭部に手をかけて、俺の方にグッと引き寄せて、ゆっくりカズの唇を味わった。


ペロッと唇を舐めると、ビックリしたように口を開けたから、舌を射し込んでカズのを絡めとった。



初めて味わうカズの舌は甘くて、止められなくなりそうだったから、ギリギリで堪えて唇を放した。




「急にこんなの....ズルい」



真っ赤な顔で睨んでるけど、可愛いくてもう一度キスをしようと引き寄せたら、腕を伸ばして抵抗する。



「俺、まだ言ってない」

「なにを?」

「しょーちゃんばっかりズルいよ。俺も、俺だって、しょーちゃんが好きだもん」



もう涙が溢れ落ちそうなほど潤んだ目。


堪らなくて、何度も何度もキスをした。



「好きだ。好きだよカズ」



背中に回された、カズのハンバーグみたいな可愛い手が、俺のシャツを握ってた。