また今日も大宮の言いなりに? 番外編 3 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!




「すみません。他のメンバーを連れてきますのでここで待ってて下さい」


マネージャーさんがスタジオの駐車場に停めた車から降りていった。


今日は3人はレコーディングで、俺としょーちゃんはソロの振り移し。

午後からは、雑誌の撮影に移動ってことで、今、3人をスタジオに迎えに来てる。


しょーちゃんは、ずっと寝てるみたいだったし、俺も窓の外を見てボーッとしてた。


マネージャーが降りてくときに「はい」って言っただけ。


起きてたんだって、ちょっとビックリした。


それでも話しかけることも出来なくて、ちょっと居心地の悪さを感じながら、スタジオの方を見た。



「なあ」


話しかけられるとは思ってなくて、認識できなかった声。


「なあっ。聞こえてる?」


少しだけ苛立ったように聞こえる声に、ビクッとして話しかけられたことをやっと認識した。


「えっ!あ....ごめんなさい。なん....ですか?」

「俺って、そんな怖い?」

「へっ?」


聞かれたことの意味が分からなくて、間抜けな声が出る。



「相葉くん、ニノとか潤と話すときは普通なのに、俺にはいつもビクついてるように見える。俺って怖い?」

「あ、いや、あの、かずくんはずっと仲良しだからっ。で、潤くんは、前から話してたしっ。あれ、何言ってるんだろう」

「うん。大丈夫、分かるよ」


怖いって思ってる訳じゃないって伝えようとして、何て言ったら良いのか分からなくて、ちょっとパニック。


そしたら、しょーちゃんが大丈夫って少し低い声で言ってくれた。

その声にほっとして落ち着きを取り戻して、もう一回口を開いた。


「あの、怖くない....です。怖くないけど、何話したら良いのか分かんなくて。かずくんは大野くんのそばに行っちゃうから、どうしたら良いのかわかんなくなって....」

「ごめん!俺が悪かった。相葉くん、大人しくて自分から話しかけるの苦手なの分かってたのに、放っておいた俺が悪かった」

「へっ?」

「いや、ニノが、智くんに付きっきりだから、気になってたんだけど話しかけると、いつも顔が少しだけ固くなるから、怖がられてんのかなあって思ってて、ごめん!俺が悪いわ」



話してる途中で突然謝られて、何のことって思ってる間にしょーちゃんが、だーーーっと話し出して。


ああ、かずくんが言ってたのはこうゆうことかって思った。


『翔ちゃん、取っつきにくそうだけど、すごく真面目な良いお兄さんなんだよ』


本当だね、かずくん。

しょーちゃんは、優しい人だね。


思いきって呼んでみようかな?

怒らない?

怒らないよね?



「しょーちゃん」


パッと俺を見たしょーちゃんの顔。


キョトンってして、すぐに顔中で笑ってくれて。


グイって引かれた腕。

ぎゅって抱きしめられて。


「お前、可愛いな」


その後も笑ってる方が良いとか、色んなこと言ってくれたけど、最後に言ってくれたこと、今も忘れてないよ。


「俺たちは5人でひとつのチームなんだから、俺たちは絶対にお互いの味方でいよう。俺が相葉くんのことも守るからな」


だから大丈夫って、頭を撫でてくれた。


しょーちゃん、あの日からずっと、その言葉が俺の支えなんだよ?


しょーちゃんは、覚えてるかな?