また今日も大宮の言いなりに? 5 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!



「ねぇ、おーちゃん」


最近、少しだけ隙間のあるにのちゃんとおーちゃん。 

 
しょーちゃんは俺に任せとけって言ってたけど、たぶん何にも言えないよね。

今だって、タイミングを伺いまくって、自分の考えの無限ループにはまってそう。


それなら俺が話しかけようって思った。


こんなとき、にのちゃんは絶対に素直になったりしない。

まして今はまだ仕事の合間で、楽屋にはメンバーが揃ってる。


人一倍気遣いの出来るにのちゃんが、このタイミングで、この場所で素直になんてなれるわけないもん。


だから、おーちゃん。


おーちゃんなら、話してくれる気がする。

にのちゃんは、なんか、ややこしいこと考えてそうだけど、おーちゃんはストレートだから。


そう思って、おーちゃんに声をかけたら、間髪入れずににのちゃんが立ち上がって「トイレ」って言って楽屋を出ていってしまった。


それは、想定内。

その方がおーちゃんは、色々話してくれるかも知れないって思ったしね。


「ねー、おーちゃん。なんでにのちゃんを避けてるの?」

「は?」

「しょーちゃんには聞いてないの!お口チャックだよ?」

「あ、ごめん」


突然返事をしようとしたしょーちゃんに注意をして、おーちゃんに向き直る。


「おーちゃん?」

「相葉ちゃんは、かずが嘘ついてたらわかる?」

「へ?にのちゃん、なんか、嘘ついてるの?」

「わかんねえ」

「ああ、だから」

「うん」

「うーん。分かると思うけど」

「じゃあさ、かずが戻ってきたらおいら話しかけるから見てて、そんで教えて?」

「うん、分かった」



いつになく真剣な顔のおーちゃん。

おーちゃん、何を不安に思ってるの?


泣きそうな顔でにのちゃんを見てるのに、どうしてにのちゃんがおーちゃんを振り向く瞬間に目を反らすの?


にのちゃん、気づいてるよ?


おーちゃんが、にのちゃんと目を合わせないようにしてること。


目を反らしたおーちゃんを一瞬寂しそうに見て、その後少しだけ笑うの。


笑ってるのに、泣いてるみたいに見えるんだよ。