遠くまで~可愛い小悪魔 2 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

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まーから電話がかかってきて、とにかくすぐに来てって言われて来たけれど。



これ、どうすれば良いんだよ。

なんつーか、これは大野さんがカズをちゃんと躾てないのが問題だろ?



「ねぇ、潤くんはー、どう思う?さとちゃん、僕に興味無くなっちゃった?」


俺が着いた時にはかなり酔っぱらってたカズは、もー、色々大変過ぎる。


あのさ、あんだけ甘~い顔してカズを見てる大野さんが、カズに興味無くすとかあり得ないだろ。



「ねぇ潤くん。聞いてるの~?僕、悩んでるのにぃ」



あー。もう。話し方も甘えたになっちゃって、もたれ掛かってくるし、確かにまーひとりじゃ相手すんの大変だな。



「潤くんってばぁ。ぼくねー、本当にさとちゃんとえっちするの好きなの。もっといっぱいしてもらうには、どうしたら良いのかなあ」


何て答えりゃ良いんだよ。
ちらっとまーを見たら、露骨に目を反らしやがった。

大体、何でこんな話になってんだ。幼なじみの夜の性活事情を聞く趣味はない。

それに、こんなにエロいことばっか言ってて、カズは大丈夫なのか?


他の面子と飲むときもこんなんなのか?

そうだとしたら、もう2度と飲み会には参加させられない。


「ねえ、松潤。かずくんって会社の飲み会でもこんな風なの?」

「いや、こんなのは初めて見た」

「そっか。でもこれは、他の人には見せられないよね」

「だよな」


まーと顔を見合わせて、はあ~ってため息をついた。


「あー、まーくんも、潤くんもため息ついちゃダメなんだよー。幸せ逃げるよ」


それ、大野さんの口癖だろ?


「あ~あ。さとちゃん帰ってきたら僕のこと抱いてくれるかな?僕がご奉仕上手じゃないのかな?ねぇ、どう思う?どうやったら気持ち良くって、僕に夢中になってくれるかなあ」


頼む!

誰かこいつを眠らせてくれ!!