大宮さんの妄想bl 小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
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さとちゃんが、僕を守ってくれてありがとうって、皆に言ってる。
僕、こんななのに。
僕、ひどいことしたのに。
翔さん。ずっとロスで、さとちゃんと一緒だったんだよね。
翔さんは、僕のこと、本当は腹が立ってるんじゃないのかな?
大事な友達のこと、ずっとほったらかしにしてたのに、こんな風に何にも無かったみたいに側で守られてて。
どうしよう?
僕...... どうしたらいい?
考えて、考えて、ぐるぐるして。
そしたら、さとちゃんの声がした。
さとちゃん、僕と幸せになるって、ずっと側にいるって、そう言ってくれた。
さとちゃん、ありがとう。
僕も、ずっとさとちゃんと居る。
さとちゃんの側で笑っていたい。
もう2度と間違えたりしないから、だから、ずっと側にいるね。
今度は、僕もさとちゃんを守るからね。
「かず.....どうした?」
涙が溢れそうだから、声は出せない。
だから、首を振った。
ひとつ、深呼吸して、翔さんに声をかけた。
「翔さん...... 」
話し出した僕に、翔さんは、どうなってんだって思ってたけど、僕の事情を知って、そんなこと思わなくなったって言ってくれた。
さとちゃんが幸せそうでよかったって、言ってくれた。
さとちゃん、僕たち幸せだね。
色々あったけど、こんな風に僕たちと気持ちを分かち合ってくれて、笑って泣いてくれる友達がいるんだもん。
本当に、ありがとう。
さとちゃん、僕、不安でナーバスになってた気持ち、飛んで行ったみたいだよ。
少しだけ抱えていた罪悪感みたいな気持ちを、口に出したら軽くなった。
僕は、今日から真新しい気持ちで、真新しい日を、さとちゃんと重ねて生きていくんだって思えた。
嬉しくて、思わず笑った。
そしたら、また、さとちゃんが真っ赤になった。