大宮さんの妄想bl 小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
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ポロポロと、こぼれ続ける涙。
こんな時でも、俺はかずの美しさに見惚れるんだ。
「ニノ...... 。なに言ってんの。当たり前だろ。智くんが、こんなに幸せそうなの初めて見たよ。意外な姿が多すぎてビックリしてるけどね。」
「でも、僕、本当にごめんなさい。友達として、腹が立ってたでしょ?」
「うん。それは、否定しない。でも、ニノの事情と、気持ち聞いたらそんなのどっか行っちゃったよ。だから、安心して、二人で幸せになれよ?」
「... うん。ありがと、翔ちゃん。」
泣きながら、翔くんの話を聞いてたかずが、泣き笑いの顔で、翔くんを見た。
翔くんの顔が赤らんだ。
「翔くん!かず見て赤くなんな。ってか見るな。」
「いやいや、智くんおかしいでしょう。見られたら、減るわけじゃあるまいし。」
「いや。減る。そんな目で見られたら減る。」
「智く~ん。」
「翔ちゃん、諦めた方が良いよ。おーちゃん、本当にぶれないから。ずっと、こんなだから。」
「雅紀くん、マジで?」
「マジで。ってか、雅紀でいいよ?」
「おー、じゃ雅紀、智くんって独占欲も、半端無いよね?」
「あー、それ俺も思ったー。」
「お、俺も。大野すげえなって。」
なんか、俺の悪口?みたいなので盛り上がり始めた四人。
かずはクスクス笑ってる。
まーいっか。かずが笑ってるんだから。
俺達は、ずっと離れて生きてきたけど、心はずっとお互いの側に居た。
やっと、もう一度二人になれたんだ。
ゆっくり、ゆっくり時間を埋めて、ずっと二人で生きて行こうな。
かずの肩に腕をまわして、引き寄せた。
かずは、ふわっと俺を見て、やっぱり、花のように笑った。
おしまい