遠くまで~夏の日に 3 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!

大宮さんの妄想bl です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
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「雅紀。かずにあんまひっつくな。」

「おーちゃん、相変わらずだね。」

「うっせ!人間そんな簡単に変わるわけ無いだろ?」

「まあ、そうだけど。もう少し、大人になってるかと思ったのに。」

「なってたまるか。かずは、俺のなんだから、誰にも触らせたくないって思って当然だろう?」

「知ってる。何回も聞いてるし。俺が3歳の時から、おんなじこと言ってるんだからね。いい加減覚えるでしょ?」

「なら、やるなよ。」



口を尖らせる智くん。

仕方ないなあって顔の雅紀くん。



ちょっと待って欲しい。

俺の知ってる智くんは、こうゆう人じゃなかった。

もっと何てゆうか、クールで、優しくて、口数が少なくて、絵を描くときはなんにも聴こえないくらい集中して、絶対、人に強めの口調で話したりしない。

穏やかな凪いだ海のような人。


じゃなかったのか?!



今、俺の目の前で、ニノを抱きしめて、雅紀くんに牙を剥いてるのは、本当にあの智くんなのか?



なんて、考えてたら.... ツンツン

突っつかれた。

何かと思って見ると、そこには、上目遣いでうるうるの瞳のニノが居た。


「翔さん?大丈夫ですか?どうぞ中に、入って下さい。」


どうやら俺は、あまりの光景に玄関先でフリーズしてたようだ。

話ながら中に入って、リビングのラグの上に座った。


「あ、ああ。うん、ありがとう。」

「翔くん、顔デレてる。かずは、俺のだからな!ちょっかい出すなよ!」

「智く~ん。はあ、そうゆう人だったんだ。知らなかったよ。」

「なにが?」

「ロスに居た頃は、落ち着いた大人な感じだったでしょ?ニノと再会するまで、ずっとそうだったよ?」

「わかんねえ。」


ダメだ.... 。
完全にキョトンとしてる。

自覚無いんじゃどうしようもないからな。




「あのさー、しょーちゃん!おーちゃんはねぇ、俺が初めて会ったときにはもう、こんなんだったよ。」

「えっと、それって何歳の時?」

「俺とかずくんが3歳だったから、おーちゃんは6歳だよね?」

「おう。たぶん6歳かな。」

「そうなんだ。なんかちょっと、ビックリしてる。」

「うん。みんなそうだった。おーちゃんの友達は、かずくんがいる時のおーちゃんは別の人間だと思えって、言ってたよね?」

「あー、そうだったなー。」



あー。そうだったなー。って、それ、そんな簡単に受け入れて良いの?


でも、反論しようも無いくらい的確な表現だと思う。


俺も、これからはそう思うことにしよう。