遠くまで 77 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

にのちゃん大好き♡嵐さん大好き♡

大宮さんに癒されて、ドキドキして、毎日幸せ。

嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!

大宮さんの妄想bl小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
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俺は、かずに、おばさんのことで考てたことを話した。

おじさんの気持ちも。


かずは、一言も話さずに、俺を見て、話を聞いていた。


「それで、お母さんその話聞いたの?」

「わかんねえ。おじさんと話終わって、トイレ行こうと思ったら、ドアのとこにおばさんがいたから。ごめん。俺、焦ってて、注意が行ってなかったから、分かんねえや。本当にごめん。」

「そっか。.... さとちゃん、ありがとう。一生懸命お母さんや、僕のこと考えてくれて。お父さんとも話してくれて。僕、嬉しいよ。本当にありがと。」

「いや、特別なことはしてないから。かずとのこともちゃんとしたいし、それにはおばさんが鍵になるだろう?」

「うん、そうだね。僕...... 本当はね、そろそろ優ちゃんの振りするの辛くなって来てたの。だから、嬉しかった。...... さとちゃん、僕さとちゃんが好きだよ。」

「かず.... 。」


かずに腕を伸ばして、閉じこめるようにギュッと抱きしめた。



そのまま、キスしたかったけど、おじさんとおばさんが、いつ戻るか分からないから出来なかった。

そのかわり、頬をくっつけた。


ソファーで、かずの淹れてくれたコーヒーを飲む。そんなことが、俺達の離れてた時間を実感させる。


指を絡めて、見つめあいながら、遠くにいた間のことを少しずつ話す。

どんな時のかずも、俺の知ってるかずだった。可愛くて、優しくて、いつも一生懸命なかずは、雅紀と松潤に守られて来たんだって分かった。



俺のロスの話は、かずにとっては不思議なことも沢山あるみたいで、色んなことを質問してくる。

そのひとつひとつに答える俺を、じっと見る茶色い瞳。

それが俺のものだと思うだけで、身体の芯が熱くなるような気がした。


話してる間に、夕方になってしまって、窓にかかるカーテンをひいた。

あんまり遅くまで居るのも迷惑かと思って、腰をあげたとき、おばさんとおじさんが、居間に戻ってきた。


「和、大丈夫か?」

「お父さん、大丈夫。さとちゃんが居てくれたから。」

「そうか、智くん、ありがとうな。」

「いえ、何も出来なくて。感謝してもらうような事ないです!」


「ふふっ。」


俺があたふたしてるのが面白かったのか、昔と同じ笑いかたをしたかずを、俺は
やっぱり好きだと、思った。