大宮さんの妄想bl小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
PM 8:43 - 1 PM8:43 - 2 もあげてます。
そちらから、お読み下さい。
CDが終わって、俺は、立ち上がろうとしたのに、なんでさとしの胸に抱かれてる?
「かず。」
俺の名前を、俺の耳元で囁いて、俺をぎゅうっと抱きしめた。
それから、少しだけ離れて、俺の顔を覗きこんで言った。
「かず。ごめんな。
お前が、こんなに追い詰められたのは、おいらのせいだ。」
「何言ってんの?」
「聞いて、かず。おいら、ずっとお前が好きだった。京都にいってた頃からだ。こんな、話すの苦手なおいらの、全てを理解して、いつもそばでニコニコ笑ってるお前が、ずっと好きだった。」
「うそだ...... 」
「嘘じゃねえよ。嵐になってからも、やっぱりおいらのそばに居てくれたかずが、愛しくて愛しくて、いつも我慢してた。
時々、我慢できずに好きとか言っちゃったけどな。」
「さとし... 」
「かずに、気持ちを伝えなくても、分かってくれてると思ってた。かずも、おいらを好きだってわかってたから。」
「...... 。」
「おいらが、もっと早くちゃんと伝えてたら、お前が悩むことはなかったよ。本当にごめん。おいら、お前が3ヶ月で期間限定の恋をしようって言った時、それを利用して、本当の恋人になろうって思ったんだ。」
「さと...... 」
「ごめんな、かず。
こんなおいらだけど、本当の恋人になって。おいらのそばに居てくれ。」
「ほんと?」
「本当だ。」
「ずっと?」
「ずっとだ。」
「嘘だよ。」
「嘘じゃねえよ。好きだ。かずなり。」
「さとし... 本当に俺で良いの?」
「かずなりが良いの。」
「はい。...... ありがと。」
「え?...... おいらのそばに居る?
おいらを好きってことだよな?」
「はい。...... 大好きです。
ずっと、そばにいます。離れろって... 言われても... そばにいます。離れません。」
「かずなり、ありがとう.. 。愛してる。」
「はい。」
それから、さとしはゆっくりと顔を寄せて、優しいキスをした。
何度も、何度もキスを繰り返して
何度も、何度も好きだって言ってくれて
俺が、ぽーっとしてくる頃、さとしの舌が俺の口の中に入ってきて、くるっと舌を絡めとられて...... そこから先は、よく覚えてない。
恥ずかしくて、なのに嬉しくて。
少しだけ痛かったけど
それさえ嬉しくて。
雄の目をしたさとしは、今まで見たなかで、一番素敵だった。
3ヶ月の恋
仕掛けたのは俺。
だけど
罠にかかったのも俺だったんだね。
さとし...... 愛してる。
おしまい