大宮さんの妄想blです。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
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「取りあえずさ、改めて自己紹介しなおそうか?」
そう言った翔さんに従って、皆で自己紹介をする。
「櫻井翔です。営業です。」
「岡田准一です。営業です。」
「松本潤です。プログラマーです。」
「大野智です。デザインチームです。」
「二宮和也です。音楽制作チームです。」
それぞれ名前を言って、よろしくお願いしますって挨拶をした。
翔さんの音頭で乾杯して、やっと落ち着いて話始めた。
「大野が、さとちゃんだったのか。ちゃんとフルネーム聞いとくんだったな。」
「准一くん。」
「良い奴だからって言っただろ?さとちゃんだって分かってたら、もっと早く会わせてやれたのに。ごめんな、和。」
「そんなことないよ。謝んないでよ。」
「いや、どうゆうこと?俺、まだよくわかってないんだけど。」
「あ、翔さん、スミマセン。カズと、大野さん幼なじみなんですよ。」
「え?智くん、もしかして... 」
「うん。翔くん。」
「そっか。良かった... ね。」
「うん。そうだね。」
「あ、翔さんも、カズのこと大野さんから聞いてますか?」
「うん。少しね。」
「そうなんですか。」
「大野、何で黙ってんの?」
「あー、うん。
久しぶり。かず、元気だった?」
「うん。...... さとちゃんは?ロスからはいつ帰って来たの?」
「大学卒業して、就職するタイミングで。
日本で仕事したかったから。」
「そうなんだ。おじさん達は?まだ向こうにいるの?」
「ああ。うん、まだ居る。」
「そう。皆も元気にしてる?」
「相変わらずだよ。元気過ぎて勘弁して欲しいくらい。」
そう言って、さっきから固い表情だったさとちゃんが、やっと笑った。
「かずのところは?みんな元気?」
「うん。まあね。」
「そうか。良かった。」
「カズ。」
「ん?何?潤くん。」
「良いの?」
「ん?何が?」
潤くんの言いたいことは分かるけど、今はまだ言いたくない。優ちゃんのことも、お母さんのことも、まだ知られたくなくて。
僕は、さとちゃんに可哀想な子だって思われたくなかったんだ。
そんな僕の気持ちが通じたのか、潤くんは話を変えてくれた。
「そう言えば、まーに連絡しなくていいのか?おーちゃーんって泣くぞきっと。」
「え?まーって、雅紀のこと?松本君は雅紀のことも知ってるの?」
「はい。あの、潤でいいですよ。松本君ってなんか、慣れなくて。雅紀も中学からの友達です。俺、転校生だったんです。中2で転校して、すぐに仲良くなって、それからずっと続いてるんです。」
「あ...... そうか。そうなんだ。雅紀にも会いたいな。」
「じゃあ、この後どうですか?確か今日まー予定ないってぼやいてたし。」
「あー、いや今日は、止めとくってゆうかちょっとイメージ湧いちゃったから、家で少し描こうかなーと思って。」
「そうなんですか。じゃあ、今度ゆっくり行きましょうね。」
「うん、そうだね。あ、そん時って翔くんも一緒にいいかな?」
「もちろんですよ!あ、准一さんもいいですよね?」
「俺?いいの?なんか幼なじみの集まりじゃないの?」
「いやいや、准一さんもそんなようなもんじゃないですか。」
「そっか、なら遠慮なく。てか、和さっきからあんまり喋んないけどどうかした?」
なんか、准一くんが話しかけてるけど、頭がふわふわしててよく分からない。
あれ?なんか眠...... い...