かずなりくんの憂鬱と復活 1 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

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嵐のみなさんずーっと、幸せをありがとうございます!

大宮さんの妄想bl小説です。
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さとしが優しい

あーばさんが優しい

しょーちゃんが優しい


なのに

何で俺はこんななのかな


笑おうとしても

笑えなくて

筋肉だけが、無意識に笑顔を作る。


笑ってないってさとしが言う

そんなことないよって答える



あいばさん... まーくん

さとしのラブコメ
1回目は一人で見た

2回目からはまーくんと見てる


勝手に押しかける俺を部屋に入れて
何にも聞かないで側に居てくれる。

ごめんね、何にも言えなくて



ずっと、心配そうに見てる翔さん


全然違うタイプなのに

その優しさが似てる
あなたの恋人とおんなじで
黙って見守ってくれてる

ごめんなさい

なるべく早くあいばさん、返しますね



そんな風に思って

でもどうしたら良いのかわかんなくて

どんどんご飯も食べられなくなって



そしたら、潤くんがうちに来るって。


着替え終わってたタイミングで言われて
一瞬返事を躊躇ったら

「行くぞ。」

って、手を握られて楽屋を出た。


潤くんが手を繋ぐなんて
本当にレアで
それにもビックリしたけど


チラッと見たさとしの顔が

無表情

その事が俺を追い詰めて


どんな顔すれば良いのか

わからなくなったんだ。


潤くんと車に乗って

マネージャーが買っておいてくれた荷物を受け取って、俺の部屋へ行く。


潤くんは、慣れた様子で俺のキッチンで
次々と料理を作る。

俺も何時ものように身体が自然に動いて
潤くんが用意してくれた食材を調理する。


俺は、普段は料理なんてしないけど
本当は料理は嫌いじゃない。

なんにも考えたくないときは
意外と集中出来て良い。


出来たご飯を、ローテーブルに並べて
潤くんと食べる。

「ほら、カズこれも食べな。
ダメじゃないよ。一口でも多く食べろ。」

「うん...... 。」

潤くんは、他の3人と違って行動派。
食べないでいると、うちでご飯を作りにやって来る。

それが続くと、お握りとかおかずを楽屋にも持ってきてくれるようになって、なんとなく申し訳ないって思う。

だから、食べる。

本当は食欲なんて全然ない


「カズ、また痩せてきてる。」

「うん...... 。」

「あのドラマだろ?」

「...... 。」


「わかりやすいな。
そんなにショックだった?」

「...... 。」

「そうだよな。お前以外の人におーのさんが好意を向けるなんて、もうずっと見てないもんな。」

なんにも言えない俺に
全部わかってるみたいに潤くんが話す

「昔、お前がおーのさんのもんになる前まではさ、あの人が他の奴にあの顔で笑いかけるのもよく見たけど、お前を手に入れてからは、あの人の全部はお前のもんだってあの人言ってたからな。」

... ズズッ...

「カズ、泣いちゃえよ。我慢しないでさ。
どうせまた、泣くの我慢してるんだろ?」

... ズズッ...

「カーズ?大丈夫だよ。俺しかいない。
俺が、泣きじゃくったのは、カズの前でだけだから。カズも泣いて良いんだよ。
俺達、同志だろ?」


「潤... くん... 。」

ポロっと落ちた涙は
あっという間にボロボロに溢れて

気付いたらしゃくりあげていた。






かずなりくんの憂鬱と復活 2につづく