3ヶ月の恋 14日目 | 大宮さんと一緒 。。。

大宮さんと一緒 。。。

大宮さんの妄想BL小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。

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大宮さんの妄想bl小説です。
色々、大丈夫な方のみお読み下さい。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
1話完結とか言っといて、続き書いちゃいました。3/19のしやがれからの妄想です。
ちょっと、長くなっちゃいました。


3ヶ月の恋 14日目


「... ありがとう。」

「指輪入れときゃ良かった~。」



昨日放送の、自分たちの番組を見てた。
あの、収録の時。

「ざんねーん。」

って、すぐにツッコンでごまかした。
何を?モチロン嫉妬する自分を。

あのね、オレ、本当におーのさんが好きでしょうがないの。冗談でも、誰かに指輪あげるようなこと、言ったおーのさんが、許せない。

今までは、そうゆう気持ち、全部ひとりで飲み込んできたけど、今は、3ヶ月限定の恋人なんだから、文句言っても良いと思う。

もう少し、先にする予定だったけど、今日から、第2段階に進もうかな?

おーのさん、どんな反応してくれる?





「おー、にの?どした?」

「ふふ。今日もお疲れさまでした。」

おーのさんが、教えてくれたスケジュールを確認して、家に着いて、一息ついたかなって頃に、電話をかけた。

「おー。だいぶ、慣れてきた。
ラブコメ。結構、面白いな?」

「なんで疑問系なのよ。いいけど。
でも、楽しくやれてるみたいで、良かったです。」

「うん。楽しいぞ。北村さんとか、めちゃ面白いし。」

「そうですか。じゃあ、また明日。
おやすみなさい。」

そう言って、電話をきろうとした。
その言葉が、終わらないうちに、おーのさんから、話しかけられた。

「えっ。何、なんか用事でもあんの?」

「いや、別にありませんよ。」

「じゃあ、なんで急いで切ろうとしたんだよ?」

よっしゃ、食いついた!

「なんでって、余分なこと言って、やな気分にさせたくないんです。」

「なんだよ。余分なことって?」

「指輪。」

「指輪?」

「..... ...... 。」

「指輪って、何?」

「あなたにとっては、そのくらいのことですよね。」

「だから、なんだよ。言ってくんなきゃ分かんないだろ?」

「... 翔さんに、指輪あげようと思ったんでしょ?あんなに、叫んでましたもんね。
指輪入れときゃ良かった~。って。」

「あっ、昨日放送だったのか... 。
や、でも、あれは、マジじゃねぇっつーか、潤の言ったのに乗っかっただけで。」

「はい。分かってます。」

「じゃあ、なんで?」

「... それでも、やだったんです。
収録の日は、もっと前だったし、今じゃないって分かってても。でも、やだったんです。だから... 。」

「お前、可愛い。」

「へ?」

「そんなんでヤキモチとか、マジヤバイ。
可愛すぎる。好きだぞ。にの。」

「え...... あ、ありがとうございます。」

「んふふ。」

なんか、仕掛けたオレの、想像を超えた返事が返ってきて、焦る。
ダメダメ、流されて、ボーッとしてる場合じゃないんだよ。

ちゃんと、今日の目的果たさないと。

「オレも、好きです。
...... さとし... おやすみなさい。」

「っ。お、お、お、お、おやすみ。」

「はい。また明日。」

「おう。」



あー、緊張したぁ。

アノヒト、びっくりしてたなあ。
ふふ。どもってたし。

強引に、始めたこの恋。
素直なアノヒトは、意外と抵抗なく、この関係を受け入れてくれた。

好きって、言い合いましょうねってのも、本当に簡単に受け入れてくれて。

でも、今日は、初めて、
プライベートで、アノヒトの名前を呼んだ。


さとし


あんなに反応してくれるなんて、
期待しちゃうよ?


あと、2ヶ月と半分。


その時間が過ぎた頃。


あなたは、きっと、

オレに、夢中になってる。



きっと大丈夫。






おしまい