2011年末に作って更新していなかったブログを今日は更新いたします。





うちの兄はラーメンの「すがきや」が好きである。


私も昔家族で買い物に行った際は必ず食べていた記憶がある。


年末になって山口から兄が娘を連れて実家に帰って来た。


娘ももう小学四年生。


おっきくなったものである。


なかにし家の一族は先代からの教えを永遠に受け継いで行かなければならない。


その教えの一つ。
「君よすがきやを食せ」


つまり我々が幼少期より愛したすがきやの味は当然兄の娘も愛さなければならないのだ。


昨日私は実家に帰って久しぶりに兄家族と対面した。そこで兄はこう言ったのである。


「実家に来て8日目になるがすがきやをもう6回食べに行った。」


素晴らしい。兄よ。娘にその広い背中を見せているのだな。


娘はすがきやの事をスーちゃんと呼び、小学四年生にしてもう特製ラーメンに手を出した。


兄は言う。


「四年生で特製ラーメンはまだ早い。」


私は返す。


「私が特製ラーメンに手を出したのは20の頃だ。こんなに早くに特製に手を出すとは彼女は不良になるかも知れない。」


「その通りだ弟よ。ハハハハハハ」


2011年年末。我が家は平和であった。