きょうの表題、静岡地裁で袴田ひで子さんが
裁判官たちに放った一言。
1966年に静岡県清水市(現・静岡市)で起こった
“袴田事件”の再審初公判が、
漸(ようや)く初公判の運びとなった。
当の本人である袴田 巌さんはもう87歳。
何十年にも及ぶ“死と隣り合わせの”拘留生活の影響からか、
きょうの法廷の場に足を運べないほどの精神的ダメージを負っている。
それで、実姉の袴田ひで子さんが代理で出廷したってワケ。。。。
検察側は犯行当時現場に残されていた5点の衣装について
「被告人(袴田さん)のものである」旨改めて主張している。
これに対して弁護側は
「(それらの証拠は)警察側の捏造(ねつぞう)である」旨主張。
その上で、「本当に裁かれるべきは、警察であり、検察であり、
さらに(それらを見逃してきた)弁護人及び裁判官である」旨続けた。
冤罪(えんざい)事件を生み出してきた
日本の司法制度をも厳しく問う今回の再審。
審理期間は半年に及ぶそうだ。。。
国民全てが納得する“公正な結果”が、待たれよう。。。