山本有三の名作『路傍の石』
漫画『サザエさん』初期の作品に共通するエピソード。
それは、ダリアの球根をサツマイモと間違えたこと。
『路傍の石』の主人公・愛川吾一少年が
空腹のあまり、とある屋敷の庭先から盗んで食べたら、
その苦かったこと、苦かったこと!!!
その際は、ある意味笑えるエピソードだったのだが、
そんな笑い話で済まない出来事が、
宮崎県延岡市で発生してしまった。。。
それは先週の話。
とある60代男性が、ヤマイモらしきものをすりおろして普通に食べた。
しかしその2日後、その男性は遺体で発見された。
実はその男性が食したもの、ヤマイモではなく、
“グロリオサ”なる花の球根であった。
実はその球根には、コルヒチンなる有毒物質が含まれていて、
誤って摂取した場合、下痢や嘔吐を引き起こす。
臓器の機能不全で死に至るケースもある。
2020年には鹿児島県内の男性が死亡したケースもあった。。。
これから新緑の季節。山菜採りに持って来いの季節でもある。
ただ、有毒植物の見分けは、私達素人では困難な場合が多い。
やはりここは、専門家のアドバイスが必要不可欠となろう。。。
素人判断は危険!!!!