さて後編は次男のほうせいのことです☆彡
双子の出産は、１人目を産むと一端陣痛は治まります。
二卵生の場合は１人目を産んでから、赤ちゃんさえ元気なら３日後に出産なんてこともあるそうです！
でも一卵性の場合は時間との戦いです。
元々、１人目を産んでから１時間以内に２人目が生まれなければ、緊急帝王切開と言われて臨んだ出産でしたが、１人目が生まれて子宮内が広くなり、頭位で丸まっていた２人目が手を伸ばした状態で顔位になってしまったのです…
頭から生まれるはずの赤ちゃん。
まず出てきたのが、片手と臍の緒
１人目をとり上げて下さった、いつもの女医さんから男の先生に代わりました。
(後に知りましたが、産婦人科の副部長さんだそうです)
そこから、分娩室にあれよあれよという間に産婦人科医や助産師、看護婦、ＮＩＣＵのスタッフ、小児科医等が入ってきて総勢１８名。
あまりの人の多さに怖くなる私…
男の先生が出てきてしまった手と臍の緒を手を突っ込んで子宮に戻して元の位置に。
私は激痛のあまり発狂
長男の時までは冷静でしたが、ここからパニック！！手と臍の緒はなんとかなったものの、顔位がどうしても直らず、しかも次男の心拍数が下がってきた為、一刻も早く出さなければならない状況になりました。
緊急帝王切開の準備をしている時間もなく、鉗子分娩でとにかく早く出すことに。
(鉗子という器具で赤ちゃんの頭を挟んで引っ張り出す分娩方法です)
ただ、顔位の為にうまく鉗子が引っかからず、とにかく子宮をかき回されて地獄の激痛…
『助けてぇぇぇえぇぇー！！！』とか
『もう無理ですー！！！』とか
あまり記憶にないんですが何かを叫び続けていました
お腹を４人くらいにグイグイ押され、両足を３人ずつに開かれ押さえられ…
もうどこが痛いのかも分からなくなって意識が飛びそうになるも先生達に大声で名前を呼ばれ現実に引き戻されるの繰り返し。
『イキんで』と何度も言われ、頑張りましたが長男の時にかなりイキんでいるので、体力も限界…
内心『もうイキめません。そんなに言うなら代わりにイキんでみろ』と思っていました｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡
そして、死に物狂いで叫び、イキみ、もう無理だと思ってヤケクソになった頃…
１１時１６分:次男誕生
やっと生まれたー！！って達成感が半端なかったです(^^)
何時間にも感じられたのに、実際は２５分しか経っていませんでした
私の横にすぐに助産師さんが次男を置いてくれたんですが、顔位で無理矢理引っ張り出した為に顔の内出血が酷く、左耳の後ろがザックリ切れて血が出ていました…
先生から耳の説明があって、その後すぐに次男はＮＩＣＵへ。
耳だけではなく、様々な検査を受けることになりました。
次男は心配でしたが、やっと痛みから解放された私は病院のスタッフのみなさんにお礼。
みなさんも口々に『本当によく頑張りましたね』と言って下さいました
順調なほたかの出産から、ほうせいの出産は一刻を争う緊迫した難産になりましたが、とにかく２人とも生きて、私の所へ生まれてくれて本当に感動でした
出産から、３０分ほど分娩台で休んでいると、旦那から出産の連絡を受けた母が来て『よく頑張ったね』と涙ながらに言ってくれました。
すごく怖かったし、すごく痛かったけど、私はお母さんだから泣けないと思っていたのが、自分のお母さんの顔を見て、ホッとして結局号泣してしまいました
やっぱり子どもにとってお母さんって特別な存在なんですね。
その後、血だらけの身体を拭いてパジャマに着替えて、旦那から出産中の話しを聞きました。
次男をとり上げていた先生がどんどん私の血を浴びて血だらけになっていったことや、途中羊水が噴水のように飛び散ったこと等…あまりいい話しではありませんでした(笑)
旦那は嬉々として語ってましたが。
そして旦那の希望で胎盤を見せてもらいました。
巨大な胎盤にビックリ！！
旦那は写メ撮ってました…あまりにもグロいので載せません(^_^;)
一応言っておきますが、うちの旦那はグロいのが全く平気なだけでイかれてはいませんよ
(笑)ただ、ふと旦那の服を見ると、慌てて実家から弟の服を着て駆けつけてくれたはいいものの、なんと巨大なドクロのプリントＴシャツ
！！縁起悪すぎだろっ！！！
これで私の出産ブログは以上です
次は私の入院生活や次男ことをupする予定です
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