ぼくは、もう何年も紅白を見ていないので、内情についてはよくわからないのですが、
もしBABYMETALが今年も出演しないとなると、初出場の一番いいタイミングを逸して
しまうと思うのですがどうでしょうか。昨年、出演が叶わなかった理由については
諸説あるようですが、もし事務所がいつもの非露出主義によって出演依頼を蹴った
のであれば今年はGOでしょう。なぜなら2年連続で出演依頼を蹴ってまでハクを
つけるというのは考えにくいからです。なにしろ企業戦略がどうれであれBABYME
TALの紅白出演を望んでいるのは中元すず香をはじめとするチームの面々でしょう
し、育て上げた子供たちの晴れ姿をみたいのは小林啓自身のはずですから。
もし、それでも事務所が紅白不出演の方針を貫くのであればそれはもうしょうがない。
但し、日本国民のなかで、そのような方針を評価する人は少数派だということを事務
所は認識すべきでしょう。
もし、昨年NHK側にその気がなかったとしても、今年については自身がBABYMETAL
の特番を制作していますし、セカンドアルバムの販売実績や、ウェンブリーをはじめ
とする海外コンサートの成功、9月にはドーム2Days など、ここまで盛り上ったBABY
METALをスルーするということは時勢に逆らうことになり、視聴者を敵に回す可能性
もあります。なぜなら、あの特番を作らせたのはファンの声ですし、併せて紅白もとい
うのはごく自然の流れだからです。もうひとつ重要なポイントは、NHKがBABYMETAL
を気に入っているということです。彼女たちは、非常にクリーンで礼儀正しく、どこに
出しても恥ずかしくない。こういうキャラクターをNHKが嫌うわけがなく、その気持ちは、
あの特番制作でみせたNHKの本気に表れています。 NHKはスタジオに招待されて
BABYMETALのライブを楽しんだ人たちの幸せな笑顔を忘れることはないでしょう。
人の生涯のなかで一度あるかないかというほどの最高の笑顔。それをもれなく提供
するBABYMETAL NHKは彼女たちがどれほどの存在なのか実感したはずです。
また、飛躍した見方ですが、NHKが例の事務所に特番を献上する代わりに
BABYMETALの紅白出演という手形を切らせた・・という仮説はどうでしょうか。
もし、そういう密約が交わされたのであれば、既に今年の初頭には紅白出演が
決定していたのかもしれません。
いずれにせよ、今年のNHKと事務所に関与する重要なポイントは例の
特番だと思います。
あるシナリオ
それは、とある街にある、ごく普通の家庭での出来事だ。
年末の大掃除も終わり、大晦日のごちそうを囲む一家団らんのひととき。
しかし、そんな平和の象徴ともいうべき空気は一気に切り裂かれた。
テレビの司会者が彼女たちを紹介するやいなや
荘厳なイントロの直後に響きわたるツインバスの轟音。
無遠慮に過大な音圧を発散するツインリード
延々と地表に強震を提供するベースライン。
そして、赤黒い空気の中でうごめく黒装束の少女達。
DEATH! DEATH! DEATH! DEATH!
お正月を控えた平和な家庭に襲いかかる恐怖の旋律と重低音。
なんと、BABYMTALが紅白のために選んだ曲はBMDだったのだ。
これぞ、まさしくギャップを主体とするBABYMETALの世界観。
箸を運ぶ手が止まり口を開けたままテレビに見入る子供と、
ショックで年越しそばを誤嚥する妻。
そして、異様な衝撃に脳天を撃ち抜かれた家主は即座に感化され、
NHKホールに向けて高々とFOXサインを掲げた。
曲の中盤で、何故か声を詰まらせる中元。
NHKホールのステージに立った感慨に、気丈といわれたその心は揺れ
頬には、耐え切れず流れ落ちる一筋の涙が。
それに目ざとく気づき、もらい泣きする水野と菊池。
途中なんとか持ち直すも、即座にその状況を察知した会場と
それに同調した全国の視聴者へと伝播する感涙・・・
そして曲はクライマックスへと突入して行った。
紅白で置きに行くのではなく、結局「なんじゃこりゃ」の精神を貫いたBABYMETAL
来年の出場を考慮するなら、楽器類の音圧を極力下げた、あわだまかKARATEだったろう。
しかし彼女たちはBABYMETALの原点をみせた。
ファーストアルバムのタイトルチューンともいうべきこの曲は
彼女たちにとって意味のある曲だったからだ。
そして自然に会場から湧き上がるスタンディングオベーションとFOXサイン。
彼女たちの紅白初出場を祝う拍手はしばらく鳴りやむことはなかった。


NHKホール
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この記事を書いたあと、今まで全く興味がなかった紅白について勉強してみた。
驚いたのは視聴率で、1963年には80%を超えていて、これが最高らしい。
あと注目すべきは、昨年2015年が過去最低だったということ。
この原因を究明するのに便利だと思われるデータも公表されていて、
各時間帯の視聴率と、前半から後半へのアップ率、歌手別視聴率などが閲覧できた。
以下は、歌手別のデータだ。
30.8% オープニング
31.2% 郷ひろみ
32.5% 大原櫻子
32.6% セクシーゾーン
32.2% 伍代夏子
34.2% 審査員紹介
33.6% 乃木坂46 (※ニッカンは33.0%)
31.7% 三山ひろし
33.5% E-girls
35.5% SEKAI NO OWARI
37.4% 坂本冬美
37.5% 徳永英明
38.2% アニメ紅白
37.7% μ’s
36.5% 山内恵介
35.8% AAA
38.2% 星野源
36.0% 島津亜矢
37.0% ゲスの極み乙女
35.0% 藤あや子
37.2% ゆず
35.3% miwa
35.5% 氷川きよし
33.3% 細川たかし
36.3% 和田アキ子
36.0% 関ジャニ∞
36.9% 天童よしみ
37.4% あさが来た
38.7% NMB48
36.6% 三代目J Soul Brothers
39.7% 福山雅治
37.9% 水森かおり
40.0% いきものがかり
40.4% ザッツSHOW TIME
40.4% TOKIO
39.0% 椎名林檎
41.7% 嵐
43.0% AKB48
43.4% EXILE
41.7% 花は咲く
40.7% Superfly
41.2% ゴールデンボンバー
39.9% 西野カナ
38.0% BUMP OF CHICKEN
39.4% 石川さゆり
37.5% 五木ひろし
36.7% V6
39.2% Perfume
38.4% 小林幸子
40.5% X JAPAN
38.5% MISIA
41.2% 美輪明宏
41.0% レベッカ
41.7% 今井美樹
41.2% SMAP
39.2% 森進一
42.0% 高橋真梨子
42.2% 近藤真彦
42.2% 松田聖子
これをみると、オープニングから後半にかけて徐々に視聴率がアップしている
のがわかる。郷ひろみはワースト1だが、スタート直後で不利な条件だから公平
とはいえない。あと、中盤で凹んでいる歌手は人気がないか裏番組に負けたか
だ。ワースト2は三山ひろし、3が伍代夏子で前後の歌手と比較すると2%くらい
の差がある。担当者は、こういうデータをみて来年落選させるのかどうか悩むこと
になるのだろう。また、個人的には、なんでゴールデンボンバーなんか出すのだ
ろうと思っていたのだが、彼らは41.2% という数字を残しており、そのあとにつづ
く7組の歌手すべてが40%を割っている。これは彼らの人気の表れなのか、
くだらないパフォーマンスに嫌気がさした視聴者がチャンネルを変えたのか実態
はわからない。また興味深いのは審査員紹介のところで1~2%アップしている
ことだ。この傾向を利用して審査員にゆいちゃんを起用。その絵を頻繁に入れる
だけで確実に視聴率をアップできるじゃないか。ゆいちゃんがいつ登場するか
わからないとなるとファンは居てもたってもいられず終始画面を凝視するだろう。
民放各局は、紅白に対していつも強力な刺客を送り込んでくる。特にK1が強敵
だが 2003年には紅白の歴史のなかで初めて4分間だけ視聴率で負けたら
しい。64年の歴史のなかでたった4分だ。カードは ボブサップ VS 曙 で、紅
白側は長渕剛。こうしてみると、いくら視聴率が落ちてきているとはいえ、紅白
の強さは、そう簡単には揺るがないことがわかる。しかし、紅白担当者としては
常に視聴率との戦いがあるに違いない。今年については過去最低となった
2015年の汚名挽回という命題がある。民放には負けられないが一番の
ライバルは己が作った過去の実績かもしれない。こういう混沌とした状況を打破
するには、デカい花火を打ち上げるしかないのではないか。紅白担当者よ
そんなに悩むことはない。BABYMETALを出演させれば、君達の悩みは即解決
するのだ。これだけ世界を席巻している彼女たちの破壊力を過小評価していな
いか?今、日本で彼女たちより注目に値するアーチストがいるか?いつまでも
つまらない固定観念にとらわれていないで一歩踏み出しなさいよ。
というか前述したように、もうすべてが裏で決まっていたりして・・・
