靴の選び方とか爪の切り方とか調べれば多少情報はでてくるけど、もっと深く正確な情報が知りたいと思っていまして。というのも、下の子は足の爪がすぐ引っかかって血が出るんで、靴か爪の形が良くないのではと気になっており…Xで見かけてこの本がぴったりなのでは?と思って読んでみた!

「子どもの足のトラブルを防ぐために
0歳からの足育(あしいく)のすすめ」
武藤芳照さん著

正直、足育?初心者にはちょっと専門的過ぎた笑
特に最後の章の足の怪我についてなんかは、さらっと読み飛ばしてしまった…
でも、知りたかったことも書いてあった!

まず、足育とは?
「足の大切さを知り、足を健康に育てることを家庭を中心とした日常生活の習慣、特に子育てに取り入れ、実践をすること」
①足を大切にすること
②自分の足に合った靴を選ぶことが当たり前になること
③足元から健康を育むこと

で、歯のトラブルと言えば虫歯とか歯ならびの悪さとかだけど、足のトラブルってピンとはこない。実感としてあるのは足を痛めるとか?具体例が詳しく載っていて、
・浮き足:立った時に、足の指が地面につかず浮いたままの状態。足に合わない靴を履いていたり、踵のない履き物を長期間履いているとなりやすい。地に足をつけての動作がしづらくなるので、姿勢の悪さや疲れやすさに繋がる。
・扁平足:足の裏全体が床についている状態。土踏まず(足の裏にあるアーチ)がない。土踏まずは3歳くらいから形があらわれ始め、6歳頃で形が整う。体を動かす機会が少ないと土踏まずが形成されない。
・足指の変形:文字通り足の指が内側に曲がる等変形している状態。靴のサイズがあっていない(単に大きい小さいだけでなく、横幅が合っていない)等が原因。
・外反母趾:これは本を読んだだけでは足指の変形との違いが分からなかったんだけど、調べたところ足の親指が人差し指側にくの字形に曲がることらしい。小さすぎる靴を履いているとなりやすいが、子どもの足の骨は柔らかいので痛みに気づきにくく、靴がきついことにも自分では気づきにくいので大人がよくみてあげる必要あり。
・皮膚のトラブル:ウオノメ、タコ等。どちらも圧迫や摩擦から皮膚を守ろうとしてなりやすい=足に合わない靴や歩き方が原因。

子ども達の足を改めてみてみたら、下の子小指が内側に曲がってる…?調べてみたら本には記載がなかったけど、内反小趾というものがあるらしい。これでは…?上の子と比べるとかなり曲がっているし、小児整形に相談してみようかな…

足のトラブルを回避するためには、まず運動能力の向上。
〜10歳:さまざまな動きを覚える=自転車、水泳、スキー、ダンス等、基本的な動きをこの時期に覚えておけば生涯に渡って体に記憶される!
11〜14歳:スタミナをつける
身長の伸びのピークが過ぎたら:筋力をつける
が子どもの発達上理想らしい!
また、他の本でも言われているけど、基礎的な運動能力を上げるには教室に通うとかよりは公園等で自由に遊ぶのがいいとのこと。

また、室内でできそうな例が多々載っていて、
足指じゃんけん、足裏合わせすもう、タオルギャザー(床にタオルを敷き、その端に両足を揃えて立ち、足指を使って手繰り寄せる)、足指綱引き(タオルを足の親指と人差し指の間に挟み、引っ張りあいっこする)、足の付け根のパタパタ(三角座りしてからまたをひらきあ、足を開いたり閉じたりする)
今寝る前にいろいろじゃれつき遊びをしているんだけど、この辺も取り入れると良さそう!

続いて、一番気になっていた靴の選び方!
まずは足の形を知る。主に3種類に分けられ、
・エジプト型:親指が一番長い
・ギリシャ型:人差し指が一番長い
・スクエア型:親指と人差し指が同じくらいの長さ
私と下の子はエジプト型だけど、夫と上の子はギリシャ型だった!知らなかった!

次に足のサイズを知る。
足長(踵〜一番長い指の先)だけでなく、足囲(親指の骨の付け根と小指の骨の付け根の部分をぐるりと囲んで測った長さ)も大切。この2つの結果から、本に記載されているサイズ表に当てはめると、適する靴のサイズだけでなく、足の甲周りが細めか太目かも分かるとのこと。
これ、足幅もあるらしいけど、足幅と足囲の違いってなんだろう…?サイズ表には足長、足囲、足幅と3種類の記載があって、正直見方が分からなかった…確かゲンキキッズなら子どもの足の計測をしてくれるから、久々に行ってみようかな。引っ越してから店舗が遠くなっちゃって行けてなくて。

そして靴の選び方。正直素人に判別は難しいな〜と思うところもあったけど、私でもできそうなところで、ベルトがあるものと中敷が取り出せるものかな?

最後に靴のサイズの選び方。測定してサイズは分かっても、メーカーによってつくりが異なるので、中敷を外して確認すると良い。
中敷を外して、かかとは中敷の端にぴったり合わせ、つま先は一番長い指から中敷までの先端が、14.5cm以下なら5〜8mm、15cm以上なら1cm程度余裕があるように。また、足の内側と外側が中敷からはみ出していないかも注意。

また、子どもの足は成長が早いので、小学生になる頃までは毎月中敷を出してサイズを確認すると良い。つま先の余裕が5mmを切ったら買い替えのタイミング!

靴の履き方も載っていて、踵をトントンして靴を合わせ、ベルトでギュッと締める。

ここまで靴についてだったけど、上履きも要注意!確かに上の子は平日の日中ずっと履いてるからな…アカホンでたくさん売ってたのを買ったけど、次買い換えるときはベルトタイプのものにしようかな?

そして爪についても少しだけだけど載っていた!
足の爪はスクエアカット(角を切り込まない切り方)がよい。角が引っかかるなら、爪の角にヤスリをかける。
ついつい長いよりはいいかなと思って、足の爪深爪気味だった…角が引っかかると可哀想だと思って切り落としちゃってたし…
角を切らない!を意識して爪切りしよう…

本書を参考にやること!
・小児整形で内反小趾の相談をする
・ゲンキキッズで足の計測をする
・足の爪はスクエア型に切る
・じゃれつきあそびに足指を鍛える内容を取り入れる