神武天皇 古事記の続き、中巻始めます。古事記中巻① | 大和魂の黎明!目覚めよ日本!雪 風 便り

大和魂の黎明!目覚めよ日本!雪 風 便り

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天皇陛下彌榮!
日本国彌榮!
奉祝紀元節!
 
神武天皇御陵
天壌無窮 二千六百八十年 
神武天皇御陵

畏くも今上陛下御即位
初の紀元節の日 
天晴れ日本晴れ!
初代神武天皇の坐す 橿原神宮 
御神殿を望む
神宮の空にかかる雲は無し

青空に閃く美しき日の丸
日本国は此処から始まった。

橿原神宮隣接の海軍若桜苑

航空母艦瑞鶴慰霊碑
英霊、ご先祖に感謝!


皇紀二千六百八十年を祝し、
前回からの続き

古事記(ふることふみ)
中巻(なかつまき)を始めます。

尚、上巻(かみつまき)同様 
あくまでも 雪 風 解釈であることをご了承下さい。


古事記 中巻


第一話 
神武天皇

【黎明の御船 おきよ丸】 

居座り続けた黒雲も最後の雨水を絞り出すと、出番待ちの星たちが輝き、人々の安らかな眠りを見守り始める。

と、その時

「起きよ、起きよ、皆起きよ!」

静まり返った集落に響く若者の呼び声は歓喜に満ち溢れ夜と朝の間を一気に詰めたのだ。

イツセ(五瀬命-いつせのみこと-)は、集まった若武者達の顔を親が子に向ける情愛の眼で見渡すと満足気に微笑み
傍らの末弟
イワレ(神倭伊波礼毘古命-かむやまといわれひこのみこと-)に眼を戻した。

イワレは頷き微笑みを返す。

旅立つ者は、今を限りに二度と再び生まれ育ったこの地を踏む事が叶わぬ事を知っている。

しかし、どの顔も最高に美しく
天つ神の御子(あまつかみのみこ)
の大業に随伴出来る誉れに輝いていた。

残る者にもそれぞれの役割りがあるが、息子を送り出す父は役に立てるなら自分が代わりたいと思い、
ひたすらに無事を祈る母にしてもその思いは同じだった。

あの時から皆が待ち望んだ大業へ
(天孫降臨その二)参照
いよいよ出航の時。

思えばイワレと東へ向かう事を決めこの日の為に皆と苦楽を共にしてきたのだ。
そうしていつでも出航出来る準備を整えてあった。

今がその時!
イワレは、日の出を待たずに出航の決断を下した。

時を制する者が世を制する。


皇祖-天照太御神(あまてらすおほみかみ)が迎えてくださる東を目指す。

夜を治める弟の
月読命(つくよみのみこと)に見送られ

皇軍、黎明の初出陣である。

ネットより

この軍船は、出航を告げて廻った「起きよ」に因んでおきよ丸と名付けられた。



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