監督・・・『森淳一』
出演・・・『加瀬亮』『岡田将生』『小日向文世』
『吉高由里子』『岡田義徳』『渡部篤郎』『鈴木京香』
<ストーリー>
兄・泉水(加瀬亮)と弟・春(岡田将生)、
そして優しい父(小日向文世)と美しい母(鈴木京香)。
平穏に、そして陽気に過ごす家族には、
過去に辛い出来事があった。
その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。
市内で連続放火が発生。
春はその現場近くに謎の落書きが現していることに気づく。
"God""Can""Talk"・・・・。
この落書きを放火犯からのメッセージだと考えた春は、
半信半疑の泉水を張り込みに誘う。
だが、手分けをしていた二人のそばで、
またしても火の手が上がる。
遺伝子の研究をしている泉水は、
一見無秩序に思えるそれらの言葉が
遺伝子の文字列とリンクすることを発見する。
放火と落書きと遺伝子の意味は・・・?
家族の愛は、
重力を超える。
俺たちは
最強の家族だ。
第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞
大ベストセラーの映画化だそうで。
しかしながら全く予備知識ナシで鑑賞してきました。
それがよかったのか、なかなかの良作でした
あとからじわりじわりと迫ってくるヒューマンドラマでしたが、
まずキャストの点で大成功って感じ。
弟思いの兄役に加瀬亮をもってくるあたりはBINGO
そして温かく家族を見守る父役の
小日向さんもすごくマッチしてたと思う。
また謎めいた女役の吉高由里子も
脇役ながらも光ってたね
まぁ彼女が登場するまでの夏子というキャラクターは
この重い作品の中での箸休め的な存在で
ホッとする部分でもある。
原作でもそういうキャラクターなのか?と思うほど面白い
ちょっと寒気がするほど
犯罪者というキャラクターを演じきってましたね。
久しぶりに観たけど、さすが実力派俳優です。
ストーリーの中盤から放火犯はなんとなくわかってしまうも、
その後の展開がスリリングで面白かった~
ただひとつ・・・
毒を吐くとすれば・・・・
もっとピンとくるタイトルにならなかったのかなぁ~と。
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