試写会中毒☆cat tail の映画日記☆


監督・・・『生野慈朗』


出演・・・『松雪泰子』『椎名桔平』『奥貫薫』

     『市川実和子』『林遺都』『二階堂智』

     『かとうかず子』『宮崎美子』『橋爪功』


<ストーリー>

38歳の外科医・滴(松雪泰子)が

結婚10年目にして妊娠した。

待望の赤ちゃんを授かり、

夫・良介(椎名桔平)とともに喜ぶ。

しかしその直後、

結婚前に患った乳がんが再発する。

子供をあきらめる治療に専念するか、

がんの進行を早めることになっても子供を産むか。

病を知り尽くした滴に苦渋の決断が迫られる。


この作品は「手紙」を手掛けた生野監督が、


谷村志穂さんの原作を映画化されたものだそうです。


「手紙」かなり評判よかったからねぇ~。


タイトルが「余命」だし、


そりゃあどんだけ泣けるか期待しちゃいますよ。


はぁ~~~DASH!DASH!DASH!


でもね。


やっぱね・・・


泣けねぇぇぇ~~~むかっ


出てくるのは涙じゃなくて、ため息ですわDASH!


すべてにおいてこの作品は


あまりにもキレイにまとめすぎてるよ。


まず、出だしからドン引きです。


松雪泰子は外科医なんだけどね。


会社へ着くなり引き出しを開け、


妊娠検査薬を取り出しトイレ向かうんです。


引き出し開けておっぴろげに妊娠検査薬が置かれてるって


あんたどんだけオープンなんかいっ!


そんな妊娠発覚からストーリーは始まる・・・

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その後のストーリーは


癌と戦いながら出産するというベタな展開です。


そしてラストはありふれたシチュエーション。


海辺で寄り添う二人。


あぁぁ・・・どっかで観たような・・・。


"なんでも映画化すればいいってもんじゃない!"


と、つくづく思います。


とにかく突っ込みどころ満載です。


幼児期の産まれた子供役の瞬太が


これまたやんちゃでどうしようもない。


子供に絵本を読み上げる松雪泰子だが


まったく聞いてるご様子がなく


終いにはスクリーンいっぱい松雪泰子のアップで


瞬太の頭部分しか映ってない。


その後の散歩シーンでも


桔平が抱きかかえるも完全に嫌がってた。


こんな子役なぜ使う???


そしてまた大きくなった瞬太役の林遺都くんも


最後にチラッとしか登場しないにもかかわらず、


方言使いこなせずかんじゃってるガーン

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そしてそしてラストのエンドロール。


松雪泰子が子供を抱えながら笑っている。


ハイ。松雪泰子は必死に笑ってますよ~!


でも赤ん坊に笑顔は・・・・



ないっ!



幸福感まったく伝わってこないっす。


極めつけは・・・


なんじゃこりゃ??的な主題歌叫び


涙を誘うどころかどん引きですよ~。


これまで涙腺緩んじゃってた人も


帰り際急速に引くね、うん。マチガイナイ。


感染●島に引き続き、


容赦なく滅多斬りにしちゃいましたあせる


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