脂肪細胞には、
皮下脂肪などの一般的に言われる脂肪である
〝白色脂肪細胞〟と〝褐色脂肪細胞〟と
いう2種類の脂肪細胞が存在します。
白色脂肪細胞は
細胞内に脂肪を溜め込む性質がありますが、
褐色脂肪細胞は
脂肪を分解して熱を生み出すという
白色脂肪細胞とは真逆の性質を持っています。
この褐色脂肪細胞は
乳児期に最も多く存在し、
年齢を重ねるごとに減っていくのですが、
褐色脂肪細胞が活発に働く若い方は、
脂肪が分解され熱に変換されやすいため
寒さに強く太りにくいです。
しかし、褐色脂肪細胞の働きが
鈍くなる30代以降は、
脂肪は分解される力が弱まり
熱も生み出されにくくなるため、
寒さに弱くなり太りやすくなります。
年齢とともに減ってしまう、
夢のような細胞の褐色脂肪細胞ですが、
ある方法で活性化させることができるのです。
次回は褐色脂肪細胞が多く存在する
体の部位と褐色脂肪細胞を活性化させる方法を
ご紹介します。