只今、兵庫県姫路に出張中。
今晩から滋賀県今津に向かって明日深夜に到着。
そして土曜日昼前には広島へとんぼ返りの予定。
さてさて
毎月2回以上は【考察】をアップしたい!
のだけども、なかなか記事を書くヒマがない。
そういえば久々に東京の娘の画像を入手したので…
知らないうちに成長したね
だんだんと【自分の娘なのか?】
そんな感覚になっている。
ま、離れているけど出来る限りのことはしたいね。
さておき【アジング考察】
今回のテーマは…
【ドラグ調整とライン強度】
メディアの影響か?
やたらと多いのが
【ドラグ調整】がユルユルのアングラー。
まあ、切れるとは思ってないけど、わざとユルユルにして楽しんでるのならば好きにすれば良い。
ただ、今回は『ラインが切れるから!』って【本気】でユルユルにしているアングラーに向けた内容の【考察】です。
先ずは…
【ドラグの役割】
アジングにおいてのドラグ役割から説明しよう
大きくは以下の2つ
① ライン強度が限界に達する前に力を逃がしてラインの破断を防ぐ。(超当たり前)
② ドラグの調整により、魚が暴れてラインテンションが抜けた状態を極力抑え、フックアウトを防ぐ。
先ずは②から
ド表層の極マメアジのキャッチ率を上げる為のドラグ調整がコレにあたる。
サイズの小さなアジは口周りが特に薄く、フック穴が拡がり易い、しかも極マメアジは海面に浮いてる状態が多く、更にある程度の深いレンジで掛けた後でも小さな個体故に海面まで上がってくることにより海面でバシャバシャとなりやすい。
そこで、ドラグをユルユルに設定して
【常に巻き続ける】ことによって海面で暴れた状態でも常にラインテンションを維持してフックアウトを防ぐのである。
管釣りトラウトではこの②の理由でドラグをユルユルにしている。
バーブレスフック
少し話しは逸れるが、【管釣り】はバーブレスフックを使用している故にこの【巻き続ける】事と【常にラインテンションを維持する】ことがフックアウトの減少に繋がり、アングラーもそれを踏まえてのドラグ調整をしているワケです。
よって
【トラウトではライン強度の限界】のドラグ調整をすることは少ない。
が…
アジングではその
【ライン強度の限界より遥かにユルい調整】
これは必要なし
先に書いたとおり、表層極マメアジのキャッチ率を上げる以外では必要ありません。
さてさて
必要以上にドラグをユルめる
必要以上とはライン強度の限界に達する遥か弱めの設定の事。
ドラグをジージーいわせて上げてみたら20㎝のアジ!みたいなアングラー。
みんな釣り場で見かけた事が必ずあるよね?
このブログの読者で【切れるから!】を理由にしてユルユルにしているアングラーさんは、もう一度考えてもらいたいね。
ライン強度
ラインが切れる!からってことを理由にドラグを必要以上にユルユルに設定しているアングラーは、その
ライン強度の限界
を認識していない。
これも、【経験】の解釈が重要だね。
経験が少ないと限界を知る事は出来ないし、限界を知らないからメディアの影響だけでドラグがユルユルになる。
それと
【過去の経験】の【解釈】も重要
必要以上にドラグユルユルのアングラー
過去にラインブレイクをしたことがあるのかも知れないが、そのラインブレイクの理由の解釈が重要。
ラインブレイクの原因がライン本来の強度の限界による破断ではなく、リーダーの結束強度が出せてないことによる破断の可能性も考えてみてほしい。
ポリエステルとフロロを結束する場合、同じノットで結束しても【締め込み方】の方法や強弱
によってかなりの【強度ムラ】が発生する。
それを考慮しないで
【ライン強度】に対し間違った認識
これがドラグユルユルアングラーの原因かと。
よって
必要以上なドラグユルユルアングラーの原因を2つ上げると…
① 本来のライン強度を知らない
② 間違ったライン強度を認識している
ということではなかろうか?
さてさて
必要以上にドラグをユルユルにするデメリット
これについて。
前にも書いたことだけど…
◎ラインに対しムダにヨレを与え、強度を下げ、更にトラブル原因の増幅。
特にポリエステルの場合、ティン毛になり易い性質に加え更にヨレを与えている
という認識をしないとね。
結論
ライン強度の限界の正しい認識
今現在のドラグ調整が本当に強度の限界なのか?
ユルユルアングラーは今1度そのライン強度とドラグ調整を確認しましょう!
あと、勘違いして欲しくないところで…
先に書いたとおり、【わざとユルユル】にしているアングラーを否定しているワケではなく、
【知らない】、【勘違い】してユルユルにしているアングラーに向けた内容の記事だということ。
次!
【ライン強度について】
これも、過去に書いたことがあるけど再び。
ライン強度表示について
現在、各メーカーから様々な種類の
【ポリエステルライン】が発売されている。
その製品には強さ表示、【lb.】
◎◎社 0.3号 【1.8lb】
▲▲社 0.3号 【2.1lb】
このようにメーカーはライン強度を表示しているが…
その数字、強度をまんま鵜呑みにするのは
【お花畑経由】~【夢の国】行きの電車に乗ることになる。
ライン線径は数年前に統一され信憑性は高いが、メーカーによって多少の太さの違いは有るし…
強度【lb.】の表記について
これが問題である。
ラインの強度をテストする方法や環境は各メーカーそれぞれ違う。
しかも、その表示されている強度が【最大強度】であったり、【平均強度】であったりと
メーカーによって違いがある。
我々アングラーはこれを踏まえていなければ
所謂、【お花畑アングラー】になってしまう。
数字だけを見て
『◯◯社のラインが強い!』
こういう思考に至るワケ。
あてにならないメーカー表示
我々アングラーは実際に使ってみてそのラインの強度を判断すべきだろう。
しかしながら…
ポリエステルはポリエステル
どこのメーカーのラインを使っても大きな差は感じないね。
ただ、【ヨレ方】や【硬さ】は差は有るし、好き嫌いも有るだろう。
で、各メーカー全ての【エステルライン】を使用してきた俺の答え
どこのメーカーも大差は無いんだけどね
ちょっと古いけど俺の好みはコレ。
ちなみにエステル0.2号
これは必要なし。
【極マメ専用】としてならばアリかもしれないが、通常のアジングにおいて
0.2号 の メリットは無い
というか、メリットよりもデメリットが大きくなるので使うことはないね。
と書くと、0.2号を使用してその有効性を発信しているアングラーの鼻息が荒くなるんだけど…
そう考えるアングラーは好きに使えば良いんだよね。
以上【アジング考察】
おしまい。