【海猿的アジング考察72】アジのバイト編 | 【Real.アジング~真実へ~】第5章

【Real.アジング~真実へ~】第5章

令和4年1月、50歳で陸上自衛隊を依願退職。釣りメーカー【MIZAR】を立ち上げ奮闘中!アジングの楽しさを伝えたい。ただ、意味のない過大表現や偽りでアングラーを煽って製品販売する気はない。真実を伝え、それでもなお楽しいのが本物の釣りの楽しさである。

どうも!

台風の影響か?

先日のボートアジングはイマイチの釣果で、やや消化不良

それでも







それなりのサイズと数は確保。

ま、これからがアジング最盛期を迎えるので勘弁してやろうか…口笛


さて、久々の【アジング考察】


ネタは山ほど有るのだが、現在PCが使えない為になかなか書く気になれずだが…





今回のテーマは…


【アジのバイトvol.3】


漠然としたタイトルだが、アジングにおいて【バイト】について、過去記事には書いてない内容の蘊蓄を書きたいと思う。


先ずは

【風の影響ではバレやすくなる理由】

コイツについて考察してみる。



◎風が強い為にアワセが遅れてバラシが多くなる。


⬆こう考えているアングラーも多いと思うけど【海猿的】には…


それは、【アワセ遅れ】によるモノではない。


と、考えている。


しかしながら、確かに風の強い日は【バラシが増える】事実は存在する。


ならば?何故?

風が強い日は【バラシが増える】のか?


結論から言うと、それは…


◎ フッキング時の力の向き


これによるモノだろう。



解説

当たり前だが、無風状態では潮流に対して潮下へジグヘッドがあり、テンションがかかっていればジグヘッドはアングラー側を向く。


ジグヘッドが潮上の場合でもある程度ラインテンションをかけてやれば、同じようにジグヘッドはアングラー側を向く。



しかし、風で出来たラインスラックはジグヘッドを風下へ動かす力が働く。

ラインは風下へラインアイを引っ張ることで、アングラー側ではなく、風下側へジグヘッドが向く。

となれば…

アワセの時にジグヘッドに対して

横から引っ張る力でフッキング

すなわち、アジな対してフックポイント(針先)は真っ直ぐに刺さり難い状態でフッキングしているということ。


文章では伝わり難いが…

真下にぶら下げたジグヘッドを真上にフッキングしてやるのと、

真下にぶら下げたジグヘッドを真横にフッキングしてやることをイメージすれば解りやすいだろう。



そして、もう1つは…


強風によるラインテンションの抜け


先に挙げた現象と同じ事だが、強風により、ラインテンションが維持出来ずラインが弛み、ジグヘッドの姿勢が潮任せになった状態。





以上、まとめると…

強風下でバラシが増えるのは


フッキングの力がジグヘッドに正しい向きで力が伝わらない


から。


そもそもジグヘッドというモノは、ヘッド部がアングラー側に向いている状態ではじめてフッキング時に正しく力が伝わるのである。



フリーフォール中のバイトも同じようにバレやすいのも同じ理論である。





次!


【ラインテンションでバイト質は変化】

これはロッドの質にも関係しているのだが、アジから同じ質のバイトを得てもラインテンションの強弱でアングラー側が感じる【バイトを質】も変化するというもの。


ま、当たり前なので深い説明は割愛。

ただ、それをアングラー側が頭で理解していないと…

『今日のバイトは◯◯だ』

のように、すぐさま決め付ける事になる。


【バイトの質の変化の要件】は


【海猿的アジング考察69】バイトとフッキング


⬆ココを読んでもらえば、どのような時にどのようにバイトの質が変わるか?

はだいたい理解できるだろう。



ということで簡単だが考察おわり。



今日の【言葉】



この国では「語る内容」より「語り方」に細やかなルールがあり、

それに厳密に従うことが要求されるのである。

そうでなければ、いかに「よいこと」でもとがめられる。

「なんであんな言い方したんだ!」

「もっと言い方に気をつけろ!」


という小言が飛びかう国である。




さてさて

【アジングチャンピオンシップ 2016





まだ決定してはないですが、大まかな組合せが決まりつつあります。(まだ変更があるかと)

エントリーの締め切りはは当初、27日でしたが、25日()までになりました。





お早めに!




おしまい。