【海猿的アジング考察32】ワームの色 | 【Real.アジング~真実へ~】第5章

【Real.アジング~真実へ~】第5章

令和4年1月、50歳で陸上自衛隊を依願退職。釣りメーカー【MIZAR】を立ち上げ奮闘中!アジングの楽しさを伝えたい。ただ、意味のない過大表現や偽りでアングラーを煽って製品販売する気はない。真実を伝え、それでもなお楽しいのが本物の釣りの楽しさである。


下書き記事ブッ飛んで久々の変態考察


釣行からまだ2日経っただけなのに、既に釣りに行きたくてモジモジしている海猿です。



さて、今回のテーマは‥‥



【カラーに拘る落とし穴】


過去記事にも書いたことのある【】の違いによって釣果の差がつくのか?

そして【】に拘ると、アングラーの頭の中はどうなるのか?




海猿的考えを書いてみます。


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アジングに限らずルアーfishingにおいてルアーのカラーはアホほど溢れかえっているが‥‥


アングラーの意見は全くまとまりがない。





仮に超有名シーバスアングラー5人に同じポイントで釣りをしてもらうとしよう。



いち早く釣果を出すという条件でアングラー5人のセレクトするルアーのカラーは一致するか?


おそらく一致しないだろう。





そして、その超有名アングラーに




『貴方のイチオシカラーは何ですか?』



と質問しても同じくカラーは一致しないと思う。





ソルトでは、やはりシーバス人口が一番多いし歴史も長い。



それだけのサンプルがあるのに何故?




『このカラーが一番効く』




というものが存在しないのか?


状況により変わるというのを踏まえても、アングラー個々の意見は一致しない。



結局はカラーってそんなものではないか?




本当にカラーによって釣果が変わるのであれば、アングラーの意見は一致するのではないかと思うが?




海猿的には‥‥

結局はカラーなんぞ釣果に大きく響く原因ではないと考えている。


が‥‥


全く関係ないとは思っていない。


【黒】と【白】ならば違うだろうし、【クリア】と【ソリッド】でも差は出るだろう。





アジングにおいては?


自分がカラーセレクトするのに考慮する条件は‥‥


① 光量

② 濁り


のみ



ベイトに合わせる?なんか考えた事も無い。





よく雑誌等で書かれているのが


『アピールカラーはスレやすい』

とか

スレたらナチュラルカラーにして数を伸ばそう!』


とか‥‥


マジでそう思ってるのか?



以前にも書いた事があるが




アジはスレない


と考えている自分からすればオモロイ理論である。


何故?今回このテーマになったのか?


それは先日に初めて見たアジの群れ。


夜は気付かない事が丸見えであり、今までナイト釣行で【群れが回って来た時にだけ釣れる】という仮説を基に何回も検証して出した答えは間違いでは無い事を確信した。



それを勘違いして・・・


群れが回ってきた】時にたまたま変えたカラーで釣れると・・・



『今日の当たりカラー!』




という思考に陥るのである。




さて・・・・



文章だけではオモロないので・・・



海猿の【アジングの向こう側】


そこらのワームを引っ張りだしてみた・・・



右から


● パールホワイト(グロー)


● ブラック


● グローオキアミパワー(UV)


● アジキングシルバー(ラメ入り)


● グローパールチャート


● セクシーピンク(UV)


● ケイムラなクリアー


● ピンクグロー(ラメ入り)


● ペールグリーン(ラメ入り)


● 海猿の力


● グリーンエメラルド?




明るくてカラーならば違いはハッキリと解るが・・・




海猿の【アジングの向こう側】


色の認識が出来ない魚からみると↑



ブラックとラメ入りはチョッと他と違うか?



部屋の電気を豆にしてガラスにワームを置き、下から見上げててみると・・・



海猿の【アジングの向こう側】


どう?


クリアー系とソリッドは見え方は違う




しかし、これがほとんどの魚はこう見える↓



海猿の【アジングの向こう側】


色々カラーは有ったけど・・・


違いがハッキリ解るのは?


ブラック、ホワイト、ナンチャラグリーン。



クリアー系は大差無しじゃないか?





同じ様な事を大分前の考察 で書いたが・・・




色の波長はこちら







【色のでしか差は出ない】

これが全てではないだろうが、今までアジングをやってきて圧倒的に釣れるというカラーというものを感じた事は無いわけで・・・



やっぱ猿は  


ワームのカラーなんぞクソ食らえ!


的な考えは変わる事は無い。






そして・・・



本題の・・・



【カラーに拘る落とし穴】



ズバリ!【釣れない理由】をワームのカラーのせいにしてしまうと・・・


そのアングラーの思考回路は停止してしまう。


釣れない理由】のほとんどが【レンジの不一致】だと考えている自分としては・・・


釣れる理由】&【釣れない理由】をカラーだけでかたずけてしまうのはあまりにも短絡的で前に進む事は無いと思うのである。



特に・・・


爆ってると・・・



『ワームはどんな色を使ってるの?』 

 


と、ワームのカラーだけを聞いて来られる方には、残念!な気持ちになる。




せめてレンジも合わせて聞いてもらいたい・・・





しかし、自分にも好きなカラーや釣れるだろ!ってカラーは有るのだが、

それは完璧な根拠に基ずく絶対的な自信ではなく



『これで釣れないのなら諦めがつく』



といった程度の信頼度な訳で、それが間違いないとも思っていない。






なので、チョッとしたカラーの違い・・・



例えば・・・




同じクリアーにラメの色だけ違うとか・・・



チョッとした色合いの違いは・・・



【全く釣果の差は出ない!】



というのが今のところの海猿の色に対する考え方です。




なんか・・・


メーカーやショップからすれば・・・


『商品売れなくなるだろ!』的な内容でしたが・・・



あくまでも猿の考えなので・・・




また、色んなカラーで楽しんでる方を否定しているのでは有りませんし、

【カラーで釣果は変わる!】と思う方を否定している訳では有りません。



俺は変わらないだろ?という事なので、そこのところ宜しくです。





おしまい。


※沢山のコメントいつも有り難うございます。こちらからのコメはたまにしかしてませんので・・・


毎回コメ下さる方!興味のある記事の時だけでOKですよ!


気が引けますので・・・・


宜しくです。