たくさんのクレームありがとうございます。。。

クレームは尽きないもんですね。。。


今回は以下のクレームに対処してみたいと思います。。。




門を開けたらすぐに鬼が出てきたの? 川幅はどのくらいなの?
道中、犬・猿・雉にしか声を掛けられなかったんでしょうか? あぶヒデ

鬼が村まで宝を運んできたんですよね~。途中村人等に怪しまれたりしなかったんですか? 意見man

ももたろうはうまれた時からしゃべれたんですね そんなのいくらなんでも無理ですよ。
おばあさんが荷車を取りに行ってるとき、その間に桃が盗まれたり鳥につつかれたりしなかったんですか? モンも

犬 猿 雉が出来高で分配してもらったお宝とは、何なのでしょうか? 鏡花

桃太郎はよくあんな窮屈な桃の中で生活できましたね酸欠になるかも・・・ MONMO!

×「鬼に買った場合はお宝で・・・」○「鬼に勝った場合はお宝で・・・」 やっちゃん♪

雉がかんぬきを開けるまでの小1時間、桃太郎たちは何をしていたのでしょうか?その間、鬼たちにみつからなかったんですか? かこりん☆






 
『桃太郎』 
 
 
1800年から2000年ほど昔 
あるところにおじいさんとおばあさんがいました

ある日おじいさんは山に芝刈りにおばあさんは川に洗濯に行きました。

その川は幅15メートル強の流れの穏やかな川です。

洗濯をしていると川の上の方から、大きな縦1m横80cm程の白桃が

「プリンケツプルップル、プリンケツプルップル」と流れて来ました。

おばあさんは喜んでその白桃を近くにあった棒でまず川岸まで寄せ、何とか拾い上げ
落ち葉をかけて隠しました。
そして、一旦家に帰り荷車を取ってきて、それに桃を載せ途中何度も休憩を取りつつ
家に持ち帰りました。
 

そしておじいさんが帰ると二人で白桃を一旦皮をむき、
その桃に小さな穴がらしきものが空いていたのですが
気にせず切って食べようとしました。

すると桃の中から小さな男の子が
『危なかった!ギリギリの所で避けたから大丈夫だったけど・・・』と言いながら飛び出してきました。

おじいさんとおばあさんはそろえたかのように言いました。
「しゃべった!!!」

すると桃太郎は
「いやいやそれより桃から出てきた方がビックリしません?」と答えました。

二人は一本取られた顔をしました。
  
二人はこの子を育てることにし、桃の中から生まれたので、「桃太郎」と名付けました。
  
やがて、桃太郎が15歳になった頃、村には鬼が出て人々を困らせていました。

すると桃太郎が 「おじいさん、おばあさん、私は鬼を退治しようと思います。鬼の住んでいる鬼ヶ島まで行って退治してきますので、お弁当にKIBIDANGOを作ってくれませんか?」と言いました。

若干耳が遠くはなってはいましたが養うものがいる責任感のせいか未だ元気な
おじいさんとおばあさんは 「なんだって?」 と聞き返しました。

今一度桃太郎は大きな声で言い直しました。
  
おじいさんとおばあさんは止めましたが、桃太郎の気持ちは変わりませんでした。

そこで桃太郎の言うとおり、KIBIDANGOを作って持たせてあげました。
  
桃太郎が鬼ヶ島への道を歩いていると、犬が一匹やってきて、桃太郎に言いました。

  
「桃太郎さん、お腰につけたKIBIDANGO、ひとつ私に下さいな」 

すると桃太郎は答えました。
「なぜKIBIDANGOだとわかった?」

犬は「私の嗅覚をなめないで下さいよ。」と

桃太郎は感心しながらも
「あげてもいいが、私は今から鬼の征伐に行くところだ。付いてくるならあげよう」 と言いました。

すると犬は「鬼の征伐ですね。そうなってくると話は変わってきますね。死ぬかもしれませんしね・・・。それに道中の栄養も心配ですし・・・」

すると桃太郎は答えました。
「ではKIBIDANGO+お宝の出来高払いで!栄養は道中、野菜や肉を調達しつつ三角食べで行きましょう」

すると犬は
「いきましょう、いきましょう」 と言って、桃太郎の家来になって付いていくことにし、手付のKIBIDANGOをもらいました。

道すがらに家でマキ割りなどの手伝いをしながら、野菜や肉を分けてもらいました。

犬は道中フンをしましたが、穴を掘り始末をしながら
  
桃太郎が犬を連れて鬼ヶ島への道を歩いていると、猿が一匹やってきて、桃太郎に言いました。
  
「桃太郎さん、お腰につけたKIBIDANGO、ひとつ私に下さいな」

すると桃太郎は答えました。
「なぜKIBIDANGOだとわかった?」

猿は「私の情報網をなめないで下さいよ。」と

桃太郎は動揺を隠しながらも 
「あげてもいいが、私は今から鬼の征伐に行くところだ。付いてくるならあげよう」

すると猿は「鬼の征伐ですね。そうなってくると話は変わってきますね。死ぬかもしれませんし・・・。それに道中の栄養も心配ですし・・・」

すると桃太郎は犬と同様の条件を提示しました。


すると猿は
「いきましょう、いきましょう」 と言って、桃太郎の家来になって付いていくことにし、手付のKIBIDANGOをもらいました。
  

桃太郎が犬と猿を連れて鬼ヶ島への道を歩いていると、ちょいちょい犬と猿が喧嘩をし始めました。

 
その都度 桃太郎が仲裁に入りつつ歩いていると


雉が一羽やってきて、桃太郎に言いました。

「桃太郎さん、お腰につけたKIBIDANGO、ひとつ私に下さいな」

すると桃太郎は答えました。
「なぜKIBIDANGOだとわかった?」  

すると雉が「あっ本当に持ってんだ?」と逆にビックリしていました。

桃太郎が引っかかったなぁと思いつつも
「あげてもいいが、私は今から鬼の征伐に行くところだ。付いてくるならあげよう」


すると雉は「鬼の征伐ですね。そうなってくると話は変わって・・・」

 
桃太郎は雉の話を制し、犬・猿と同じ条件を提示しました。

すると雉は
「いきましょう、いきましょう」 と言って、桃太郎の家来になって付いていくことにし、手付のKIBIDANGOをもらいました。


更に歩みを進めていると

猫が1匹やってきて、桃太郎に言いました。

「桃太郎さん、お腰につけたおにぎり、ひとつ私に下さいな」

すると桃太郎は答えました。

「残念!」

中身を当てる事の出来なかった猫は悔しそうに去っていきました。
  


歩くこと数日 ようやく鬼が島が遠くに見える海辺に到着しました。
 
 
そこから鬼が島までは15キロほどあるので船で渡らなければなりません。

周りを見渡すと 1艘の船と船頭さんらしき人がいました。


桃太郎はすぐさま「鬼が島まで鬼を退治に行きたいので乗せていってください」と頼みました。

しかし船頭さんは「そんなところに行ったら何されるか分かったもんじゃない。やめときなさい。」と


そこで桃太郎は 「ではこのKIBIDANGOを差し上げますから、どうか連れて行ってください。」と今一度 頼みました。


すると船頭さんは 「あっそれなら良いですよ!って言うと思った?」と一言


桃太郎は続けて 「それでは鬼に勝った場合はお宝で・・・」と


それを船頭さんが制しながら 「まぁでも鬼にはみんな迷惑しているから船だけなら貸してあげるよ」と


桃太郎は深々と頭を下げました。


桃太郎はその船で犬と猿と雉を連れて鬼ヶ島に乗り込みました。


まず雉が空から鬼の城の門の中に入り、「これは猿の仕事じゃないのか?」と疑問を抱きつつも
小一時間ほどかけ どうにかこうにか かんぬきをあけました。
  

桃太郎らは待っている間 鬼に見つかっては元も子もないので木陰に隠れていました。

何度か桃太郎は若干雉が逃げたんじゃないかと実は疑っていました。

そして門が開きそこへ桃太郎、犬、猿も飛び込みました。

桃太郎は雉を見るなり、小さな声で「ゴメン」と言いました。

中に入ると庭を掃除している鬼が2人いました。

1人は中に知らせに走り、1人はこちらに向かってきます。 
  

すぐさま犬が鬼に噛みつきます。

鬼はこらえつつも犬の首を噛みつこうとします。
  
それを見た猿が鬼をひっかきます。

あわてて鬼は猿を振りほどこうと、そこにまた別の鬼がやってきます。

猿も慌てて距離をとりますが、また別の鬼も来て取り囲まれてしまいます。
  
そこに上空から颯爽と雉がやってきました。そして雉は鬼の頭を突っつきます。

その隙を突いて 猿は鬼のまたの下から木の上に。

追いかける鬼のお尻に犬が一噛み 鬼は大きな手で犬を払い飛ばします。
  
そして桃太郎は剣を振るいます。鬼は金棒で応戦します。

鬼の金棒が桃太郎の頭めがけて振り下ろされます。

それを桃太郎は横に避け、鬼の体に横一閃 間一髪かわす鬼 。

桃太郎は5才から隣町の道場で剣術を学んだだけあって、鬼に全く引けのとらない戦いでした。

30分ほど白熱した戦いがありました。

その頃にはすでに他の者達は戦いを辞め 大将同士の一騎打ちとなっていました。

体の大きな鬼は疲れを見せ足が止まったところを見逃さず見事桃太郎の刀が鬼を切りつけました。

鬼の大将はそのまま倒れ、仲間が駆け寄ります。

しかし鬼の体は切れていませんでした。

そう峰打ちだったのです。

鬼は気持ちよく負けを認め
  
鬼は今まで村々から奪った宝物を桃太郎たちに差しだし、もう二度と乱暴を働かないと誓いました。
  
桃太郎たちはもらった宝の一部を、犬・猿・雉に出来高で分配しようとすると

みんなは「こんな刺激的な思い出が十分報酬です」と言いました。

桃太郎は目頭を熱くさせました。

そして宝を荷車につみましたがそれでもつみきれませんでした。

すると鬼の大将が「残りは我々が運びます」と

みんなで村に持ち帰りました。

その帰りしな、出会うビックリしている村人に最初から事の流れを説明しながら

なんとか自分の村にたどり着きました。

そして他の被害にあった村々のみんなで分けて、仲良く暮らしました。

 
 
 


今回はこんな感じに仕上がりました。。。



いかがですか?



 
しかし「プリンケツプルップル、プリンケツプルップル」と「KIBIDANGO」は

良くクレーム出ないもんですよね。。。