誰かの心を動かすことって、とても大変。

綺麗に言葉を並べて、それなりの技量でプレイすれば、涙を流してくれる人もいるだろう。

そのことを否定するつもりは全くないんやけど、
なんて言うかな、一生懸命な姿に僕は惹かれます。

お客さんが何人だろうと、どんな簡素なステージだろうと、汗を流して必死にやっている姿が好き。


たまたま最近、音響の悪い会場で決して上手とは言えない歌を聴く機会があったのだけど、間奏あけのたったワンフレーズにズドンと心を打ち震わされました。


自分を信じて堂々と。

媚を売らない、というのはね。

音楽のできるできないではなくて、その人の人間性によるところが大きいのかもな。