襟付けの悲劇 | 中村芝のぶのブログ

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前々からお客さま方に
出演する劇場やお役などの動向が分かりにくい
というお声をよく頂いていたので、
後れ馳せながら始めました。

一昨日は難関の襟付けの第1段階(身ごろに襟を縫い付ける一回目)を終い

昨日は襟芯を入れて

折り返し

こちらは裏側なのて気軽にくけていけると快調に縫い進め

この分なら今日中に袖付けまでいけるな…


と最高の気分だったのですが

途中で襟先の位置が違うことに気がつきました…


襟先の位置の印を左右で計り間違えるという大失態をしていたのです(涙)


なんとかリカバリーしようとあがいたのですが

楽屋の裁縫仲間の皆さんに


「芝のぶさん…お気持ちは分かりますが これは襟付けを最初からやり直した方が後々の精神衛生上いいと思いますよ~💦」


と説得されまして…


泣く泣く完成間近の襟の糸を全て抜き


きちんと襟先の位置を計り直し

まち針で襟を縫い留めたところで戦意喪失いたしまして


後はふて寝しておりました(笑)


毎回ひとつひとつ丁寧に段取りしていく重要さを

改めて思い知らされた

昨日でございました