本日は昨日の雨がウソのような晴天で、気持ち良く作業していたら「菊芋ありませんか?」と来店されました。毎年2~5人くらいは「菊芋」を求めに来られます。100%男の方で、「糖尿病」か「糖尿病予備軍」の人と断言できます。

 

結論から言えば「販売しておりません」、理由は「売れないから」と至極単純な理由です。「菊芋」に含まれる成分「イヌリン」が「血糖値の上昇を抑える」ことが立証されています。しかし「おいしくなければ、続けられません」今から20年ほど前に「菊芋ブーム」があり当店も数十キロ売りました。「これは、売れる!」と思い次の年も前年同数仕入れましたが半分も売れませんでした。その次の年は3分の一くらいに仕入れを抑えましたが、ほとんど売れず廃棄しました。

 

もし菊芋を手に入れたいなら「通販」が確実と思います。もし「菊芋ブーム」が再来するようなら当店も考えますが、おそらく来ない気がします。

 

私も「糖尿病」でした。以前このブログに書きましたが6月の「市の集団検診」後すぐに電話がかかってきました。ヘモグロビンA1cが10.2、食後14時間後の空腹時血糖値が「178」で早く手当てをしないと危険なレベルとのことでした。その後(7.6)、(6.7)、(5.8)、(5、7)と下がり現在正常値で安定しています。糖がこびりついた赤血球も正常な赤血球も4ヶ月で新しい赤血球に入れ替わるので、その理論をふまえ実践したところ理論通り正常になりました。ただ、体重と同じで油断禁物と自分に言い聞かせています。

 

花が菊に似ていることから「菊芋」の名がつけられました。

戦時中には食糧難に備えて栽培されたそうです。