TSUTAYA遂に旧作100円になったし有名だから知ってるけど観たことないのもこの際借りちゃえーーー
と、たまたま手に取ったのは『ALIVE ー生きてこそー』
個人的には『生きてこそ』ってタイトル名の方が聞き馴染みあるし、しっくりくるけど
こんなノリで借りてしまった事を大後悔した昨日の夜。
1972年10月12日。
ラグビーの試合のため、チリへ向かう途中に生徒を乗せた飛行機がアンデスに墜落。
そこは標高3000メートル越え。
29名が死亡、16名が生還。
その16名が救出されたのはなんと墜落から72日後のこと。
捜査も打ち切られて食べ物も飲み物もなく、夜はマイナス40度にもなるという極寒で、酸素も薄い。
そんな状況の中16名は2ヶ月以上も生き抜いた。
こんな事が実際に起こったなんて信じられない
正直、後半脚色してるんじゃないかと疑うほど信じられない事の連続。
でも実際は、忠実に再現されたものでした。
生命力の強さとか
命の脆さとか
命の尊さとか
自然の恐ろしさとか
本当に人間の極限を見た気がする。
助けが来ないなら、自ら助けを求めるまでだと、力尽きそうな身体に鞭打ち、見渡す限り山だらけのアンデスを自力で下りきるという、いわば自殺行為ともとれる決断と根性と気力には、
本当に空いた口が塞がらなかった。
内1人は当時若干19歳だったそうです。
すごい。
不可能を可能にするとはまさにこの事なんだと。
してやれないことは無い。
どんな事も。
そう感じさせてくれた映画だったけど、見終わったあとも、とにかく色んな感情がブワァーーーと押し寄せてくるような何とも言えない感覚。
もしこの映画がフィクションだったら、きっとそのハッピーエンドにもいい話だったとか思えたんだろうけど、私の中でそんな簡単な感情で完結出来なかった。
というかしちゃいけない気がしたという方が妥当かも。。
ノンフィクションのものは好きでよく観るけど、今まで観て来た中でも強烈な映画だったと同時に、
生きてこそ。
この言葉のもつ意味がやっと分かった気がする
生きてる時間を無駄にしないように
私も明日も精一杯生きて行こう
どんな瞬間、どんな選択も悔いのないように…