最近では、抗生剤による耐性菌が危惧されており、抗生物質の投与を軽減するように心がけている小児科医が増えている。特に注意が必要なのは、耐性菌によって風を発症して肺炎になった時、抗生剤が効かない場合である。これまで、風邪の投薬治療の場合、原因菌が特定されないままに(ウイルス感染時なども)、想定の元に抗生物質が投与されてきた。しかし、近い将来は耐性菌による病死が問題となることが予想され、注意が必要である。

 耐性菌も保菌している人が1割を超えようとしているそうであるが、一番大切なことは、運動や健康的な生活を心がけることで、自分の体を免疫力の高い良好な状態にコントロールすることが昆陽であると思います。