痛みの経過は、発症した患者の心理状態が左右することがあり、患者が痛みを訴えた時に安定した心理状態であると治りやすく予後良いとされ、精神的な悩みやストレスを抱えていると治りが悪く長引くとされています。

 このことは、物事を前向きにとらえることのできる心理状態であることが病気を早く治すことにつながることになります。また、脳は物事などで悪い情報を記憶しやすく、痛みが記憶として残ってしまうと考えられます。例えば、交通事故における加害者・被害者である場合に加害者は、自分の痛みや体の異常が自分の責任であるため早く治り易く、被害者は他人の責任であるために治りが悪いことが多いと思います。

 このように、他人に責任を押し付けるような心理状態も自分にはマイナスに働いてしまうのではないでしょうか?

 このことから、物事の考え方として例えば、良い野菜は他人の畑にあると思わずに、自分の畑の方が良い野菜ができると思って、喜びを感じれるようにしてはどうでしょう?。皆知らないうちに身体がやっていることで、自分の家の犬などの動物の鳴き声は、他人の犬程うるさく聞こえなくありませんか?。

 このことから、病院及びはり治療院においても自分の中で信頼した上で、受診することが病気を早期に治癒に導くための心理状態と言えるでしょう!。

 どうか、病気で苦しみ悩んでいる方、参考にして下されば幸いです。