このコロナ禍の中、営業日数を減らし、営業時間も短くしながらも売上が昨対で155%となった。その理由を考察してみた。

決断実行の連続。
まず最初に見直すきっかけになったのが
・ランチ
・カフェメニュー
・営業日数
・営業時間

・上記4つで最初にまずランチ。3月までは連日たくさんのお客様にお越しいただき、日々忙しくしていた。翌日の作り込みを考えると連日20:00までやっていたりと、正直限界が近づいていた。しかも残るお金はすごくしれていて。3種類だしていたが、2種類にしようか1種類にしようか。コロナによる来客数が見込めない為ロスを覚悟で売上をとるか考えた所、でていくお金を減らす為にランチを一旦中止。

・そして次に、カフェメニュー。ケーキやタルトを提供。ランチの作り込みをしている隙間時間を狙って作る為、新作が中々できにくい。そしてロスが多い。しかも、ランチタイムが終わるとほぼ閑古鳥。ここをなんとかしたい。

・営業日数。火曜日から土曜までだったのをどうするか。というのも、役所が会社が近くにあるため土曜は忙しい日もあれば暇な日もある。ならばコロナの事も考えて一旦定休日にする。

業時間。以前は10:00から17:00までだったのをほとんど稼働していない午前中をやめる(コロナ前から考えていた)12:00から17:00に変更。

要は、売上8割のランチをやめ、営業日数1日減らしその上、営業時間を2時間短縮。これでやってみよう!

結果は予想を遥かに超える実績
結果は、今月だけを見ると8/24現在で昨対155%となった。残り1週間を残して約1.5倍。昨年は週5稼働。お盆休みも挟んだので営業日数は20日。今年は8/24現在で11日稼働。約半分の稼働で1.5倍。では何故そうなったのか???

パフェが沢山の人に喜んでもらえた

この時期になると、世間では桃を丸ごと使ったパフェが色々やカフェででてくる。その中でウチの店では、他の人気カフェ店と同じような桃のパフェをしたところで勝てる訳がなく、そこで考えたのがキャラクターのクマのさぼうくんを桃太郎に見立てて、「桃から産まれた桃さぼう」で展開をしてみた。これがたくさんの人に喜んでもらえることになった。



そして、桃が苦手であったりすでに今年は色んなカフェの桃を食べて飽きた人向けに、スイカのパフェ(ICOCAパフェ プールに入るさぼうくん.)やメロングラスショート(三日月に乗っているさぼうくん)といった感じで、簡単にストーリーをつけて展開。すると、続きのストーリーや、実際に見て思った事をお客様が自身のインスタで、ストーリーを書いていってくれた。
それを見た人から予約が入り、中にはインスタグラマーと言われるフォロワーが1万人や多い人で4万人の人まで来てくださり、postしてもらう。本当にありがたい。そんな結果、コロナ禍で飲食店が大ダメージを受けている中、稼働時間を減らし、稼働日数半分にしても、前年比155%とという形をとることができた。

理由はなにか?
他のカフェでやっているから同じものではなく、自分たちしかできないこと(ウチの店ではキャラクターのさぼうくん)を使い、商品ひとつひとつにストーリーをつける。そうすると、実際に食べてくれた人がストーリーを付け加えてくれたりして広めてくれる。さぼうくんのパフェを持っていった時のお客様の表情は、ディズニーランドでミッキーを見られた時くらいに目を輝かせていた...はず。。。

でも、今回このような結果になったのは、たくさんの方が、自分の店のことのようにインスタなどのSNSであげてくれたからに他ならず、自分たちが頑張ったからとかでなく(自分たちなりには頑張りましたけどね^ ^)本当に、たくさんの人たちに助けてもらえたなと思ってます^ ^

本当にありがとうございます^ ^